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ウォータースポット除去・対策


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ウォータースポット現象の解釈と対策する為の知識、除去方法

■ウォータースポットの概要


車の塗装について取れない白い輪状のしみ。実は大きく分けて3種類あります。まずはウォータースポットこれは有名ですね。他に同じような症状でイオンデポジット、酸性クレーターがあります。

正直な話ポリマー屋さんでもこの違いを区別できていないところが多いようですので少しマニアックになりますが愛車のためを思って知って除去方法なども確認しておきましょう。

※区別を理解していてもお客さんにその違いを細かく説明する必要は無いだろうということで混乱させないように「ウォータースポット」と言う呼び名で統一し、なじみの無いイオンデポジットと言う名称をあえて使っていない場合も多いでしょう。※

■ウォータースポット現象


ウォータースポット現象は雨上がりや直射日光下の洗車時などに塗装の上にのった水玉がレンズ効果をしてしまい増幅した光熱によって焼きつき、ベースカラーに白くしみ(または変色)を残す現象です。

ウォータースポット除去方法

ウォータースポットとはどのような状態か?

実はこのウォータースポットはベースカラーと呼ばれる車の色の部分、すなわちベースカラーを保護するクリア塗装の下にできてしまうためクリア塗装をはがすくらい磨きこまないと事実上除去は不可能なのです。

ただし見た目で判断するのは困難ですし、ベースカラーだなんだと書いた文字だけの説明ではいまいちピンと来ないかと思います。と言う事で確かめる為の手段を書かせていただきます

ウォータースポットの判断基準

まず通常イオンデポジットであれば研磨剤入りの水垢落としクリーナーやコンパウンドで磨いてしまえば除去できてしまいます。例えば研磨剤入り水垢落としクリーナーで言えばSP-1や純粋なコンパウンドであれば3Mのコンパウンドなどがお勧めです。

中には研磨剤を含まない強力なイオンデポジット分解クリーナーもあり、これらは研磨作用が働かない為お勧めは出来ますが、ウォータースポットの判断時には研磨剤で表面に物理的な研磨を掛けて確かめるのが確実かと思います。

ベースカラーに浸透したダメージに対し表面層を磨いても全くと言っていいほど落ちません。このような場合はウォータースポット、または塗装侵食である可能性が極めて高いと思われます。

逆に研磨剤を使用すると薄くなっていくようでしたら、表面層で起きるイオンデポジットなどの可能性が高く初期に対応しておけば問題はありません。

ウォータスポットの除去

実際問題ウォータースポットはベースカラーと呼ばれるクリア層の下、すなわちボディーカラーを発色している層にシミが出来てしまう為、クリア層を剥がさなくては修正できません。もしくは上から重ね塗りをするかです。

どちらにせよ本格的な「塗装」の作業が入ってきてしまうので、直すのを前提で自分で修正を試しても良いですが、塗装修理を考えない場合には研磨を掛けた段階で全く落ちずウォータースポットの確信が持てたら下手に触らず放置した方が賢明です。

過度の磨きを掛けた後放置すると、その部分を起点にクリア層の剥離が起きて塗装修理を余儀なくされるという最悪のケースも考えられます。

■ウォータースポット予防対策


現在の塗装に関しては以前と違いウォータースポットによって塗装侵食が起きる可能性が少なく、撥水系のコーティングやカーワックスを使用しても、それが原因でウォータースポットを誘発するというケースは極めて稀です。

ですが気になるようでしたらやはり水滴接触角度の低い、疎水系~新水系のタイプのコーティング剤にしたほうが無難でしょう。被膜の性質が撥水系なほどレンズ効果による高温化が起きやすい為です。

カーワックスと呼ばれる部類はワックス=カルナバ等の油脂類を含んでおりこれらの性質は撥水なので若干不利です。一方ブリスXクリスタルガード・ワンに代表される疎水系コーティング剤は高い保護効果はもちろんレンズ効果が起きにくい水滴接触角度です。

あえて気にするのであれば上記の方法を試してみると良いかと思います。

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