This page:洗車コーティング実験室 TOP > 洗車方法 > 塗装ダメージ、シミの対策 > イオンデポジット除去剤・対策

イオンデポジット除去剤・対策





イオンデポジットとウォータースポットの違い、除去方法、対策、クリーナーの使い方など

■イオンデポジットとは


イオンデポジットとウォータースポットの違い

一般的に浸透している表現としてよく使用されるウォータースポット、すなわち水の跡、白い輪染みなどを指す表現とされていますが正しくはレンズ効果の光熱で高温に耐え切れなくなった塗装が変色する現象をウォータースポット。

分かりやすい例で表すと水道水を放水後に放置乾燥をさせると出来る白く乾いた輪染みをイオンデポジットといいます。イオンデポジットとは塗装表面に固着した水で落ちない汚れ跡の総称を指します。(主に輪染みをさします)

よって決定的な違いは、表面であるか塗装内であるか、修正できるか出来ないか、というユーザーにとっては死活問題となる大きな違いがあります。

■イオンデポジット除去剤(クリーナー)による除去方法


研磨剤入りイオンデポジット除去剤

イオンデポジットの除去は様々な方法で対応できますが、最も簡単に出来るのは研磨剤を含むイオンデポジット除去剤/クリーナー、すなわち水垢落としクリーナーのSP-1のような研磨剤入りクリーナーが一番手っ取り早いです。

状態のひどいイオンデポジットで全体的に研磨をかける場合は3Mの超微粒子コンパウンドで様子を見ながら無駄なくバフとポリッシャーを使用して磨くと言う方法もあります。

コーティング施工前などの下処理をする場合にもイオンデポジットはバフ研磨によって一石二鳥で落ちてしまいます。ただしポリッシャーによるバフがけはバフ目などを極力出さないようにダブルアクションポリッシャーの使用をオススメします。

対するシングルアクションポリッシャーは研磨性能が高く作業効率が良い反面、単純な回転運動による研磨なので技術が無いとバフ目を隠蔽したりするのが困難で濃色車はギラツキが目立つ可能性があります。

非研磨系イオンデポジット除去クリーナー

正直な話この程度の研磨で塗装寿命に決定的ダメージを与えるには至りませんが、研磨剤をどうしても使用したくないユーザーも中にはいます。そんな時はノンコンパウンドのキレート剤含有系のクリーナーや非イオン系特殊溶剤などが有効です。

例えば水垢落としスポットクリーナーや洗剤革命洗剤一番などがそのタイプに当ります。研磨剤を含まないといってもポリマーコーティング等を施工している車は被膜を破壊する可能性はありますので知った上で使用する必要があります。

ここではイオンデポジットとしていますが「水垢」と称されている場合も含みますので、水垢除去系の洗車用品はイオンデポジットに対しても有効に働くことを覚えておきましょう。

■イオンデポジット付着防止対策


まずイオンデポジットのできる要因は大気中の汚れ、車のボディーに乗っている汚れ+水です。水分が入って乾燥した際に汚れの成分が塗装面への密着性を高め頑固なものへなってしまいます。

正直な話、水分によって付着性を高めた汚れである総称=イオンデポジットはその成分によって定着性が全く異なるので対策としても完全に立てられるわけではなく条件が悪い場合は低減程度に留まります。

低減対策としては他ならぬボディーコーティングの施工です。コーティングやワックスと言ってもイオンデポジットを防止するのに適しているもの、適していないものがあります。

イオンデポジットを効果的に防ぐのなら雨の後などになるべく水分がボディーから流れ落ち、掃けたほうが好ましいので撥水性が強く水玉となって長時間ボディーに滞留するのは好ましくありません。

弱親水や疎水と言われている状態は大きな水の塊になってボディー面を流れ落ちていきますのでイオンデポジットを防止するには適しています。例えばブリスXクリスタルガード・ワンです。

またイオンデポジットが付着した場合でも落としやすく、仮に強力定着してもコーティング被膜に研磨剤入りのクリーナーを掛けて整えるまたは落としてやれば塗装にはダメージ最小限で済みます。