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下回り洗浄、錆止めコート


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ジャッキアップを利用した本格的な下回り洗浄方法と下回りの錆止め方法について

滅多に車の下回りを洗浄する機会はないかと思いますが、凍結防止剤を散布した雪道や海水浴などに行った後には下回り洗浄は必須です。

そんな下回り洗浄を洗車機に頼らず手洗い洗車の工程で行う方法をジャッキの種類とジャッキアップ方法を交えて紹介します。

■下回り洗浄の方法・手順


1,高圧洗浄機の用意

まずDIYの下回り洗浄では高圧洗浄機を自前で所有している必要があります。高圧洗浄機がどうしても用意できそうもない場合はコイン洗車場で下回り洗車機を使用する方法があります。

ただし下回り洗車機は高圧噴射面からの距離は決められており融通が効かず自由度は低いので、決して高い洗浄効果ではありません。

それに比べて自分で高圧洗浄機を使用する場合は使いたいところに使えるため汚れをピンポイントで落としたり、自由度は高くなっています。

ちょこっと使いたい場合はジェットスプレー、ある程度本格的に使用したい場合は水道の約40倍の水圧を発生させるケルヒャー高圧洗浄機 k2.75などを使用しましょう。

2-1,ジャッキアップ

前後を交互にジャッキアップして下回り洗浄をする方法がもっとも効果的です。車載のパンタジャッキを使用してジャッキアップしてもいいのですが安定感がなく安全性に欠けます。

フロアジャッキでジャッキアップしてリジットラックで保持した状態が一番安定して本来の方法なのですがDIYでココまで本格的にやることはないかもしれません。

簡易的に済ますのならフロアジャッキでジャッキアップした状態でそのまま高圧洗浄機で下回り洗浄を行うか、パンタジャッキやシザーズジャッキを2つ使用して両サイドからジャッキアップして下回り洗浄を行う方法がもっとも手間はかからないと思います。

ジャッキアップする時は固くて平らな場所を選びサイドブレーキを引き、Pレンジに入れます。最後に地面接地側のタイヤに輪止めをかけて車両が動かないようにしましょう。

輪止めは木片などでも車両が動く抵抗になるものなら無いよりはましなので安全対策のため必ず用意しておきましょう。

2-2,ジャッキの解説

パンタジャッキ
車載工具についているタイプのジャッキで自動車のサイド下部の耳に掛けてジャッキアップするタイプです。(ジャッキポイントは車両説明書に書いてあります)

幅を取らず収納できますが使い勝手はあまりよくありませんし安定性にも欠けますので本当の応急用といった感じのジャッキです。

フロアジャッキ
フロントジャッキアップ時はクロスメンバー、リアジャッキアップ時はディファレンシャルなどの車両中心にジャッキを掛けてジャッキアップするタイプです。

ジャッキ自体の安定性は高く、対荷重も大きいものから選べ使いやすいのですが大きくて重いため車載には向いていません。

DIY整備をしたいのならばリジットラックとセットで必須のアイテムになります。

シザースジャッキ
形状はパンタジャッキですが、ジャッキアップの時に工具を回転させるのではなくポンピングでジャッキアップできるために非常に使い勝手のいいツールです。

簡易的な作業の頻度が多い場合はシザーズジャッキは非常にオススメです。またフロアジャッキよりは断然軽量で場所をとらないため車載にも向いています。

リジットラック
ジャッキアップした後の車両を支えるためのスタンドです。下回りにもぐる時にジャッキによって支えられてる状態は不安定で危険です。

下回りにもぐってDIY整備する時は必ずリジットラックで2点又は4点保持してください。フロアジャッキでジャッキアップしてリジットで支持が基本です。

3,下回りの確認

せっかくジャッキアップしたのですから下回りの状態を確認しましょう。ドライブシャフト、ステアリングラックブーツの切れは無いでしょうか?

グリスが飛び散っていたらブーツ切れなどの可能性があります。打撃損傷後やオイル漏れの形跡などもチェックしておきましょう。

4,下回りの洗浄

フロントをジャッキアップしたらタイヤ・ホイールの内側などの細かい部分も集中的に洗浄します。リアもジャッキアップしたらマフラーなどを集中的に洗浄します。

このようにジャッキアップして高圧洗浄することによって普段は絶対に洗浄できない角度から高圧洗浄することによってシャシーの錆、腐食の進行を予防することができます。(アンダーコートを併用すると更に効果的です)

5,ジャッキアップ時についでに整備

下回り洗浄を行う前の方が水が落ちてこないため好ましいのですが、DIY整備できるような場所であればついでに、作業したいDIY整備をしてしまうのも一石二鳥です。例えばオイル交換やタイヤローテーションなんかですね。

6,下回り塗装(アンダーコートとパスター)

車検時などに良く行われていた作業ですが近年行っているところは減っているようです。下回りの錆びを強力に防止し見栄えも良くなります。パスターブラックという塗料を下回り全体に吹きます。

スキーや海に行く頻度が高い方は是非行った方が良いかと思います。この作業は下回りが乾いてからの作業になります。水性であれば乾きが遅くなる程度ですが、油性ですと弾きます。

塩害の影響が大きい地域ではパスターより強力な防錆コートのアンダーコートと呼ばれる厚みを出せる下回り専用コーティング剤があります。(チッピングコートと呼ばれることもありますが効果は同様です)

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