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ダブルアクションポリッシャー


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バフ研磨による車磨きに必須となるダブルアクションポリッシャーの知識、選び方

■ダブルアクションポリッシャーとは


ダブルアクションポリッシャーとは通常の回転運動に加えて振動などのもう1つのアクションを加えた振動+偏心回転の動きをするポリッシャーの事でランダムアクション、ランダムオービットなどもダブルアクションの類です。


ランダムオーピッドサンダーと呼ばれるものとダブルアクションの定義は有るのか無いのか分りませんが、回転数が高く振動数が大きい=回転しにくい。こちらがランダムオーピッド。回転数が比較的低く、震動と回転力のバランスが良いものをダブルアクションと考えてもいいかもしれません。



単純な回転運動による研磨を行うシングルアクションポリッシャーに比べて研磨能力が低いのですが、回転傷のバフ目が付きにくくギラツキが出にくいので素人でDIY入門の車磨きをするには適しています。

シングルアクションでバフ目を出にくくするような研磨技法は本当の意味では難しくどこまで追求するか?などが問われますので近年は板金屋、磨き屋でも仕上げにはイージーで高性能なダブルアクションポリッシャー、ギアアクションポリッシャーを使用する傾向にあります。

■ダブルアクションポリッシャーの選び方


ダブルアクションポリッシャーの中でもパワーによって使いやすさ、研磨性能、金額などが異なりますので自分にあったものを選びましょう。またエアツールはDIYで一般的ではないため全て電動ダブルアクションポリッシャーです。

低価格、低出力のダブルアクションポリッシャー

車磨き入門、または仕上げ磨き、コーティング施工をメインに使用する場合は低価格なマキタ ダブルアクション BO5010(ランダムオービットサンダー)がオススメです。

マキタ電動ダブルアクションは消費電力も220wなので300W以上のインバーターがあれば車の電源を使用してポリッシャーを使用することも可能です(バッテリー上がりに注意!)

下地作りから磨きこむのにはパワーが少ないので厳しいところですが、磨きすぎが怖いユーザーはオススメです。バフを換えることでバンパーやボディー補修にも使用できて便利です。

使用しやすく信頼のブランド:コンパクトツール

私がメインで使用していたコンパクトツール電動ダブルアクションポリッシャーは高すぎない出力で最も使用しやすいと感じる初心者~上級者まで満足できる仕様になっています。

パッド径は大きすぎない150の方が個人的にはオススメです。コンパクトツール製は電動、エア共に優秀なツールが多い為安心して使用できます。研磨力もダブルとしては満足できる範囲内です。


騒音面でもBO5010より有利ですし、軽さクラス最高レベルで長時間使っても重さによる疲れはほとんど出ません。これで重いと言うなら何も使えなくなってしまいます。



高出力で使用用途が広い信濃ダブルアクションポリッシャー

日本製のエアツール、電動ツールでは有名な信濃電動ダブルアクションポリッシャーーはコンパクトツールを凌ぐ600Wの高出力で研磨性能も高く、下地作りにも十分な力を発揮します。

低出力に物足りなくなった中級者~がオススメなツールです。回転調整つきなので使用感もイージーな感じですので初心者の方でも使用可能かと思います。

それでもなお、傷を追うような研磨となると、バフやコンパウンドをかなり荒目にして工程を3~4に分割しないと仕上げも厳しいですし、時間的にはかなり要するかと思います。




■ダブルアクションポリッシャーの利点欠点


バフ目が見えにくい

一番最初にも書いたように初心者でもバフ目が付きにくい見えにくいのが一番の利点です。また研磨性能が極端に高くないので初心者でも安心して使用できるかと思います。

誤記してしまいましたが付かないのではなくランダムであるが故に視覚的に磨き目が認識しにくいだけであって丁寧に仕上げないと艶が減退します。



高出力のシングルアクションなどを使用したことがあるユーザーはいかにダブルアクションでのバフ目隠ぺいが楽か分るはずです。認識しにくいという事は究極の域では仕上げも難しいと言う事ができます。

騒音、振動が大きい

DIYでは大きな問題となってしまいそうですがシングルに比べて使用時の振動と騒音がかなり大きくなりますので閑静な住宅街では例え自分の駐車場であっても気が引けるかもしれません。

ダブルアクションの真の難しさ

ダブルアクションの難しいところは確認しやすい光源を使用して、なおかつ確認しやすい色でない限り、磨き目を確認することが困難な点です。

ダブルアクションでの仕上げは容易であるとしながらも、相反して本当の意味でダブルアクションで仕上げるのは、実は難しいと感じるようになりました。

磨き目が消える・消えないの判断は一般的に、太陽光源(できるだけ強い日差し)でオーロラマークと呼ばれる磨き目が浮き出るか否かで判断するということになると思います。

ダブルアクションは規則的な磨き目が存在しないため、よっぽど荒っぽい磨き方をしない限り、このような規則的な目が見えることはあり得ません。ウレタンバフ+超微粒子コンパウンドの組み合わせなら、およそバフ目というものは目立たなくなるでしょう。

しかしながら、同じ粒子のコンパウンドとバフを使用していて、熱を利用した隠ぺいや回転と方向性を利用してクイックモーションを合わせた、「傷を撫で消す手法」などが使えるシングルよりも、ダブルアクションで磨き目が「少なくなる」ということはあるのか?

少なくとも私が持っている技術では、ダブルアクションのほうが磨き目・・・大きな意味で磨き傷が、より多く残ってしまいますし、深く残っています。

そのレベルの違いが、わかるのか?と言われるとパッと見は分からないかもしれません。オーバークオリティーかもしれませんが、そこに確かにある違いには逆らえないというのが今の考えです。

ダブルアクションでシングル並みに磨き目を薄くする技術、これがあればダブルアクションが本当の意味で生きてくるのではないかと、現在模索しています。


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