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シングルアクションポリッシャー


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バフ研磨による車磨きに必須となるシングルアクションポリッシャーの知識、選び方

■シングルアクションポリッシャーとは


シングルアクションポリッシャーとは単純な回転運動をする車磨きツールでバフとコンパウンドを用いれば強力な研磨性能によって傷消し、塗装表面を整えたり、シミ、ダメージの修正をすることができます。

近年主流となっているダブルアクションポリッシャーに押されていますが、荒れた塗装面の修正などにはその研磨能力の高さから必要とされており、使い分けが出来れば最高のツールです。

ただし単純な回転運動であるがゆえに超微粒子コンパウンドなどを用いてもどうしてもバフ目と呼ばれるギラツキが出てしまいます。これらは技術でカバーできるようですが、相当の熟練が必要です。(私には無理です)


■シングルアクションポリッシャーの選び方


(※訂正しました)訂正前は、ハイパワーのポリッシャーをいきなり使用して振り回されないように・・・と言う事を書かせて頂いていたのですが、色々なポリッシャーを握り、磨いていくうちに間違いであることに気が付きました。

ある意味、一番分かり易い例えが「切れない刃物ほど危ない」などが当てはまるでしょう、切れる刃物は切れることが前提なのでコントロールと把握がしやすい。パワーに余裕があるからこそ御しやすい。そういった感じです。

勿論ポリッシャーの出力特性によってかなり左右されます。ハイパワーだからこそ扱いやすか?、低出力なら全て磨きにくいか?切れない刃物なのか?そうではありません。

これほどまでに道具は中途半端なものを使うのはいけないな~と感じたのは初めてかもしれません。

良い道具があってこそのDIY磨き道だと思いますので、あえて磨きに危険性をビンビン感じるようなシビアな道具を選ぶ必要は有りません。磨きやすいポリッシャーで技術を磨いてほしいと思うので以下に紹介しておきます。

低出力シングルアクションポリッシャー

元々研磨性能の高いシングルアクションなので研磨しすぎや焼き付きが怖い場合は日立-SP-13のシングルアクションポリッシャーをオススメします。しょぼいカー用品のポリッシャー以外では数少ないまともな低出力で扱いやすいポリッシャーです。

更に消費電力も240wなので300W以上のインバーターがあれば車の電源を使用してポリッシャーを使用することも可能です(バッテリー上がりに注意!)

低出力ながら、低回転で必要なトルクを発生する、数少ない低出力でも使えるポリッシャーの一つです。

コンパクトツールシングルアクションポリッシャー

シングルアクションにしてはコンパクトツール 電動シングルアクションポリッシャーがバランスが取れていてやはり扱いやすいように思います。パワーのある製品になれると物足りませんが、軽いですし慣れるには良いシングルです。

150バフ専用にしておけば、後でハイパワーポリッシャーが欲しくなったときにハイパワーの方を180バフで広域磨き専用、150のコンパクトを樹脂バンパーや比較的細かい磨きが必要な部分専用と使い分けるのもいいかと思います。

超高出力(可変回転型)シングルポリッシャーSP18VB

ハイパワーポリッシャーの代名詞とも言うべく日立SP18VB。モデルチェンジ後に若干斬新なデザインになりました。モーターの最大出力はクラス最高レベルの1200W。消費電力は1010Wのハイパワーです。

回転域は無駄に使いにくい高回転域は存在しない600~2000回転。プロの人がどの程度の回転域で使用しているか分りませんが、おおむね1000~1500RPMの回転域が心地よく使え、低回転でもトルクが落ちない耐過負荷能力は車磨きなら十分すぎるほどです。

可変回転式で、ダイヤル調整できますしモーターの特性も実用範囲に振っており、無駄に高回転になるに従って急激にトルクが上昇するというピーキーなポリッシャーではないです。高出力ながら低回転時に思いのままに切れる刀です。

同じく高出力シングル、リョービPE2100

リョービ PE-2100・・・私の愛機です。とある方から譲り受けたものでグリップを「ケイテックmai」に改造してある「PE2100改」です。そのため非常に低重心で微妙なポリッシャーコントロールは行いやすくなっています。

それまでのメインはコンパクト150シリーズだったため、異常に重く感じて余分な力も入りまくっていたせいか筋肉痛に悩まされました。今ではその重さが返ってポリッシャを安定させる要素と感じられ、減圧時の目安(基準)重量として体が覚えています。

パワーは超高出力1100W。回転域は650~2000RPMで扱いやすい回転域です。目を見張るのは低回転時の過負荷特性で低回転で超加圧でも回転を落とすことなく難なく回ります。

要は普通の使用方法なら自分が意図した回転域から勝手に落ちることはまずありません。意のままのパワーを伝えるので、使用者が間違った加圧・回転域を意図しなければ使いやすいポリッシャーだと思います。

世間一般的には若干扱いにくい。癖があるとされていますが、高出力ポリッシャーで初めて使いやすい!磨いて楽しい!と感じさせてくれたのはこのポリッシャーでした。

言わずと知れた名機マキタPV7001

このポリッシャーで使いにくいという評判を一言でも聞いたことがありません。事実板金屋の知り合いに一度握らせてもらいましたが・・・超が付くほどの優等生っぷりです。

マキタPV7001C はモーターの回転特性が絶妙です。パワーは900WでPE2100に比べると劣りますが、元々1100Wフルに使いきるような磨きをしていない私としては900Wでも十分すぎるほどでした。

デメリットではないですがPE2100を使いなれた私としては重量感によるコントロールに頼っていたので最初は若干の不安を覚えた物の、1パネル磨き終わらないうちにそんな不安は無くなりました。

とにかく回転にしても、ポリッシャーの振り・コントロールにしても楽です。重さも2.0kgということで高出力シングルとしては軽めです。長時間握る道具ですから100g違うだけでも大きな違いです。

残念ながら未だ手に入れていませんが、今欲しいポリッシャーの候補です(かれこれ1年以上欲しています)

偏芯シングルアクションポリッシャー

信濃ツールが出しているシングルアクションながら、回転中心を偏心させて少しでもバフ目の発生を抑えようと言う製品信濃レインボーランダムポリッシャーです。

このようなシングルで偏心回転するタイプは他にはあまり無いので、バフ目防止の効果としては確認できていません。無難にダブルアクションをオススメします。

半ギアポリッシャーという感じのポリッシャーなんでしょうかね。


■シングルアクションポリッシャーの利点欠点

振動による騒音か出にくい

シングルアクションポリッシャーは回転運動による研磨が主ですから、モーター音と接触物(塗装面)との音と多少の振動音しか発生しません。一方ダブルアクションは偏芯回転や振動を加えていますのでかなりの騒音が出ます。

DIYで行うにあたっては電源や作業場所などの条件や環境の事情がユーザーによって異なるでしょうから結構大きな問題です。そういった意味では騒音面で有利なシングルにメリットを感じます。

抜群に研磨力が高く作業性が良い

とにかくダブルアクションと比較すると同じ出力(W)でも研磨性能はシングルポリッシャーの方が断突で高いです(体感で3~5倍)それに伴って作業時間も短縮できますので時間当たりの効率が高いのがメリットです。

バフ目が出やすく技術力が必要

これから磨き屋を目指すというならまだしもDIYの趣味で車磨きを行うにあたって最大の壁です。簡単に慣れるようなものではなく、技術者の教育と教材、経験が必要なので一朝一夕ではどうにもなりません。ローマは1日にしてならず。

ただし淡色系(白、シルバー)ならシングルで磨いてもよっぽど神経質じゃないとバフ目が目立つということはありません(あくまで磨きの最低限を守って作業した時)ただコレは視覚的に認識しにくいと言うだけであって本当は有るものだと言う事を忘れてはいけません。


■シングルアクションポリッシャーについてのまとめ


管理人の個人的な意見ですが、ダブルをメインに使用しているとどうしてもシングルの研磨性能がほしくなります。と言う事で下磨き・整え用にシングルアクションポリッシャーがあれば非常に便利です。

大まかな磨きはシングル、仕上げはダブルでと言う具合です。技術があればこのような無駄も省けるのでしょうが何分DIYで趣味となれば道具に頼ってしまいがちです。

シングルに慣れてきた皆さんへ~魅力

シングルアクションポリッシャーの磨きに慣れてきて、バフ目(オーロラのことです)の隠ぺいを、技術と工程で視覚的に認識しにくくすることにある程度慣れてくると、ふと気が付くと気が来ると思います。

ダブルアクションで仕上げたら・・・艶が減退していないか?と。

ふと、気が付くあなたの目は確かなものだと私は思います。特にソリッドの濃色カラーをメインに磨きを重ねていた人は気が付くのは早いと思います。

試しに半分半分、持てる技術を駆使してシングルで磨きあげた面。ダブルで仕上げた面を見比べてみてください。同じコンパウンド、同じバフの目の細かさで確かめてください。(ノンシリコンではないコンパウンドなら脱脂してみましょう)

一番分かるのはTOYOTAの202ソリッドブラックです。認識できなかったら更に500Wくらいのハロゲンランプで照らしてみてください。(磨き傷の確認しやすい角度が存在します)ダブルアクションで磨きあげた面に愕然とするでしょう。


ダブルアクションでの仕上げが容易であるというのは、ある意味真理ではありますが、あくまでも人間の目に置いての真理です。塗装面の仕上げとして、艶としての真理ではありません。

磨き目があれば目立ちやすく、確認しやすいシングルアクションで仕上げた時のほうが。艶において、塗装面の状態において「真理である」と感じています(あくまで素人の戯言ですが)


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