リアルクリスタルの効果と解説


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コーティング剤比較実験の対象であるリアルクリスタルの効果、成分等の解説

■リアルクリスタルについて


リアルクリスタル はDIYで行える数少ないガラスボディーコーティング剤で空気中の水分と化学反応を起こし本物のガラス被膜を塗装面に形成することが出来ます。

現在販売されているのは楽天市場やヤフーショッピング、ヤフーオークションなど大きな市場では出回っては居ますが販売しているショップは限られます。

また有名なコーティング剤のようにアフターメンテの用品や施工関係のフォローはほとんど無く情報も少ない為、初めて使うコーティング剤だったら若干不安は感じるかと思います。

リアルクリスタルの成分

リアルクリスタルは完全なガラスボディーコーティング剤でその中でもシラン系に属します。成分はアルコキシシラン、IPA(イソプロピルアルコール)の2種のみの表示です。液性は油性です(実際に水と完全に分離します)

ガラスコーティングにはシランが使用されるのが一般的で上記に書いたアルコキシシラン基の液剤が使用されているようですがその中でも更に私が知る中でも20以上のシラン化合物が存在する為実際にシラン系と言ってもその被膜特性は製品によって異なると思います。

※リアルクリスタルのシランは詳細にはリアルシランST:Si4O3(OCH3)10と言うらしいです。

元々シランコーティングはは建材などの長期耐用化にシラン系のコーティング剤が使用されていたようで建材用の物は耐久性のみが目的で美観は求められていませんので被膜厚は自動車用コーティング剤の10倍~100倍とも言われています。

リアルクリスタルの使用用途・範囲

基本的に製造元の使用用途を見ても自動車外装用コーティング剤とされており、その他の使用用途や、細かい使用範囲は記載されていません。説明が不十分に思えます。

私が試した範囲ですとプラスチック類には使用できますがIPAを含んでいますのでアルコールに弱いものには使用しないほうが良いかと思います。またガラスにも使用できません。

パソコン用のデスクに使用してみましたが被膜形成後はかなりキレイになり確かに汚れなどの落ちは従来の比では無いほどになりました。(コーヒーなどのこぼした後が簡単に取れるようになりました)

使用用途は自動車のボディーにのみと考えても良いですが私のような使用方法も若干残されてはいます。遊び心があるユーザー様は試されても面白いかと思います。

リアルクリスタルの効果(メーカー等の公称)

リアルクリスタルの効果持続性は全く持って明記されておらず耐久性を売りとするガラスボディーコーティングにも関わらず正直珍しいと思います。通常のガラスコーティングは一般的なポリマーよりも長く1年程度の耐久性を有しています。

主な効果の記載公表事項は完全無機(有機物を含まない検査結果証明付き)、高硬度被膜、耐紫外線、耐熱性、高耐候性、長期耐久性、絶縁性、洗浄作用などが挙げられています。施工被膜完成後は疎水性~弱親水性で撥水は極めて弱いようです。

成分で油性とありますが水分と反応して被膜形成が終えると油性成分は塗装表面(コーティング被膜)には残らないようです。もっとも施工後に拭き取り作業も入りますので拭き取られてしまうというのもあるのでしょう。

リアルクリスタルの基本的な施工方法

施工方法としてはDIYコーティングではシビアな部類にある完全乾式施工です。特にシラン系のガラスコーティングは水分と反応して被膜が硬化しますので、施工中の水分混入は嫌います。

本来ならブースなどを使用して施工するコーティング剤なのでガラス繊維系の湿式施工のように手軽で簡単と言うわけには行きません。水分の除去は慎重に行う必要があり、乾湿両用バキュームクリーナーなどを利用して効率よく水分除去を行うことを推奨します。

流れとしては当サイト推奨の手洗い洗車  →水分除去を慎重に丁寧に行いましょう →乾いたクロスに5~6回スプレーして液剤で湿らせます →隙間無く丁寧に塗りこみます。 →塗り終わったら最後に余剰分をムラ無く拭きあげて完了です。

塗り重ねは2回まで(1日辺り)厚く塗ると硬化反応が遅くなりコーティング被膜が巧くできない可能性があり、雨などによって悪い影響が出る可能性がありますので注意してください。

※ガラスボディーコーティングは施工に失敗して被膜硬化を起こすと通常の拭き取り作業では除去することが困難で研磨による剥離作業が必要なので注意が必要です。

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