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半湿式施工の手順と特性


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カーワックス・コーティングの半湿式施工方法のメリット、デメリット、施工手順について

半湿式施工とは

半湿式施工とは本来湿式でコーティングするガラス繊維系コーティングだけに該当する手法であり基本的に乾式(乾いたボディーに施工)するのですが軽く濡れた(水で絞った)クロスを使用して擬似乾式施工するため半湿式施工と呼んでいます。

半湿式施工のメリット

手軽に出来る湿式施工をあえて乾式施工にする主な理由はより直接的にコーティング剤を塗装面に働きかける為で、効果持続性の長期化を公言しているコーティング剤は少ないですが施工直後の艶に優れているというのが一般的です。

確かに半湿式施工で仕上げに空拭きをすると湿式施工時よりも明らかにコーティング面の艶・輝きに優れていることは自身で確認できました。効果持続性も若干長期化を感じました。

半湿式施工のデメリット

まず水分を拭き取らなければいけないため基本的に乾式施工と同じ手順を踏みますので手間が掛かります。更に湿式の様に水分が存在しない為コーティング剤を塗り伸ばすのに量が必要になり消費量が多くなります。

主に湿式で施工するガラス繊維系のコーティング剤は半湿式で施工するほうがムラができやすくムラに悩んでいるユーザーに置いては半湿式施工方法はオススメできません。

半湿式施工対象のカーワックス・コーティング剤

基本的に湿式施工を推奨している全コーティング剤で施工可能です。ガラス繊維系コーティングのブリスX、同系統クリスタルガード・ワンプレストコートファインクリスタル零三式コーティングポリマー11型などが湿式施工の対象コーティング剤です。

■カーワックス・コーティング剤の湿式基本工程


1,ボディー下地の確認

洗車しながらでも構いませんが施工前に下地の状態を確認して施工前にしておかなければいけない処理を判断しましょう。鳥糞、虫の死骸などは先にふやけさせて手洗いの時に落としやすくしておきます。

2,手洗い洗車の実施

施工前なので基本的に汚れの分解能力、及び脱脂性能の高いカーシャンプーを使用しましょう。水垢や前のカーワックス・コーティングの劣化被膜を除去したい場合はSP-1等の超微粒子研磨剤入りカーシャンプーで洗うとかなり下地処理時間を短縮でき簡易的です。

また研磨剤で除去するのに適していない虫の死骸、ピッチ・タール、鉄粉などはそれぞれ適したケミカルと作業方法を塗装ダメージ、シミの対策で確認して作業を進めましょう。戦車に関しては手洗い洗車の方法知識 を参考に。

3、下地処理の実施

前工程の手洗い洗車時に発見した塗装ダメージ、汚れ、シミ等の除去作業を行いますが鉄粉除去に関しては濡れたままでできますので手洗い洗車→鉄粉除去→必要に応じて水分拭き取り後にその他のダメージ対応。

もちろん水分の拭き取りは必要箇所だけでかまいません。無ければ鉄粉除去後そのままSP-1等の超微粒子研磨剤入りカーシャンプーで簡易的な下地を作る、もしくは本格的に車磨き・バフ研磨を参考に磨きを掛けます。

推奨はせっかく簡易的な湿式なので研磨剤入りノンワックスカーシャンプーSP-1など)を使用して一皮剥く手法です。必ずノンワックス品を使用してください。ワックスいり研磨剤はNGです。

4,カーワックス・コーティング剤の施工

手洗い洗車後(簡易的下地処理後)水分を除去しますが水分を嫌うコーティング剤などをかける乾式施工では有りませんので残留した水分についてはシビアになる必要は有りません。

バケツに水を張って少し硬めに水で絞った施工用のマイクロクロスに2~3プッシュの適量コーティング剤を吹き付けます。1パネルごとの施工を基本とし、まず対象パネルを縁取るように施工し施工忘れを防止します。

そうしたら縦方向、横方向に1往復ずつ満遍なく施工し、終わったらクロスをゆすいで絞ったクロスで再度施工したパネルを拭きあげます。そうしたら次のパネルへと進んでいって全てのパネルが終わったら空拭き仕上げ工程に移ります

5,拭き取り

乾いたマイクロクロス等の専用クロスで拭きあげます。せっかくの半湿式なので毛が残らないマイクロクロスを使用しましょう。特に密度の高いマイクロクロスはムラの防止にも役立ち、仕上がりに差が出ます。


5、カーワックス・コーティング剤半湿式施工の完成と総評

やはり半湿式の方が圧倒的に時間が掛かりますしムラのでき出来やすさという問題もあります。しかしながら艶に置いてはやはり優れているのは紛れもない事実。

時間と根気があれば是非お勧めしたいコーティングの施工方法です。余談ですがコーティング剤を大量に消費することからリッチマン施工と呼ばれたりもしています。ムラに関しては絞ったクロスで一面拭くか水洗い洗車をすることによって解消します。

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