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水垢取りワックスのかけ方


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ワックスと同時に水垢を落とす水垢取りカーワックスのかけ方、コツを手順を追って詳細解説。

■水垢取りワックス施工マニュアル


水垢取りワックスに関して

まず水垢取りワックスは研磨剤を含むリキッドワックス、ハンネリワックスの事を指します。各効果、性能などはハンネリカーワックスの効果リキッドカーワックスの効果を参考にしてください。

施工方法はハンネリカーワックスは固形と同様にほとんどの場合が乾式施工、リキッドカーワックスは湿式施工になっており同じ水垢取りカーワックスでも施工方法は2分されています。

1,水垢取りカーワックス施工前の注意点

洗車する時点で言えることですが車の洗車前の注意点での洗車を実行し、同様の環境でカーワックスの施工をするように心がけましょう。守らないとワックスの焼き付き、施工・拭き取り時に傷が入るリスクが高くなります。この項目は全てのカーワックス・コーティング施工時、洗車時共通です。

もう1つは研磨剤を含むという特性上ボディーカラー専用の製品を選んでください。濃色(黒など)は研磨剤がよりボ流品物が配合されています。濃色車にライトカラー用を使用すると研磨ムラ、白ボケ、くすみの原因となります。

2,仕上がりを良くする為の前準備

カーワックスが持っている性能をどれだけ引き出せるかは下地の状態にかかっていますが、水垢取りカーワックスの性質上研磨剤を含み水垢を取って同時にワックスがかかるという手軽さが一番のメリットとなります。

車磨き・バフ研磨を参考にした下地作りを行うなら固形ワックスやコーティング剤を施工したいところですので、前処理として特に必要性のあるのは鉄粉除去対策くらいのものでしょう。

イオンデポジットや少々のシミなどは掛けてみてから様子見くらいのアバウトさが丁度いいでしょう。商品コンセプトとしては「1度で2度美味しい手軽さ」なので、長期持続型のコーティング剤のように考えない方がいいでしょう。

3,マスキング処理(省略可能)

省略することも可能ですがハンネリカーワックスやリキッドタイプでも研磨剤を含んでいる限り乾燥時にゴムモール(ガラスなどの枠)に白く残ってかなり頑固で取れなくなります。そのためゴムモール部分をマスキングテープであらかじめ覆っておくと施工・拭き取りの効率が向上します。

4-1,水垢取りワックスの塗りこみ(乾式)

塗りこみの順番は何処からでも構いませんが1パネルずつ拭き取っていく方法(推奨の1パネル完結施工方法)では上からルーフTOP→ピラー→ボンネット・トランク・ハッチバック→クォーターパネル・フェンダー→ドアパネル→バンパー・スポイラー等という順番で。

塗りこみ方法は端部の施工忘れが無いようにパネルを縁取るように施工、その後は縦・横に1~2往復ずつ丁寧に施工し、仕上げ(最後)の塗りこみ方向は車両進行方向(走行風の方向)に仕上げます。

4-1-2,ダブルアクションポリッシャーで塗りこむ(乾式)

乾式に関してはダブルアクションポリッシャーで塗りこみ作業を行う方法も有ります。使用するポリッシャーは研磨を主目的としていない為パワーの弱いタイプで最適です。逆に強すぎると研磨しすぎてムラになる可能性が有ります。

バフは仕上げ用ウレタンバフなど目の細かいものを使用して、バフを押しつける力にも気を配ってバフスポンジが少し凹むくらいの力で軽く当てて塗りこんでください。

塗りこみは手塗り同様に1パネルを縁取るように1回施工しその後、縦・横方向に1cm/秒くらいのスピードでゆっくりと丁寧に1~2往復塗りこみ、仕上げ(最後)の塗りこみ方向は車両進行方向(走行風の方向)に仕上げます。

4-2,水垢取りワックスの塗りこみ(湿式)

湿式で施工する水垢落としリキッドカーワックスは洗車と同時に出来る(すなわち洗車+水垢落とし+ワックス効果)タイプがありますが、必ず洗車は個別で行い洗車傷のリスクを軽減してください。

湿式施工に関しては施工後に水で流しますので施工順番は何処からでも構いません。塗りこみ方法は端部の施工忘れが無いようにパネルを縁取るように施工、その後は縦・横に1~2往復ずつ丁寧に施工し、仕上げ(最後)の塗りこみ方向は車両進行方向(走行風の方向)に仕上げます。

力を入れすぎたり部分的に集中施工すると研磨痕による白ボケ・クスミが発生する可能性が有りますので、どうしても部分施工する場合は範囲を広く採って力を入れすぎずに施工してください。ポリッシャーによる施工は湿式は行えません。

5-1,効率良く拭き取り作業(乾式)

乾式の場合、完全に乾いて時間が経過しすぎると極端に拭き取りが重くなり困難になりますので拭き取りができる状態になったらなるべく早目にマイクロクロス等のワックス拭き取りクロス で拭き取り作業を行います。

またボディーが高温になったりしても同様に拭き取りが困難になりますので夏場の放置時間には十分気を配って作業を進めてください。最悪シミなどの原因となり得ます。

5-1-2,拭き取り順序

ハンネリ、固形ワックスやテフロン系などの拭き取り時に粉が出るものに関しては全て共通で拭き取り順序を良く考える必要が有ります。下から拭き取るとルーフなど上部の拭き取りをしたときに拭き取りが完了したパネルに粉が乗ってしまい非効率です。

よって上からルーフTOP→ピラー→ボンネット・トランク・ハッチバック→クォーターパネル・フェンダー→ドアパネル→バンパー・スポイラー等という順番で拭き取りを行います。推奨の1パネル完結施工の場合も同様です。

5-2,効率良く拭き取り作業(湿式)

湿式の場合施工後に濡れた状態でも白く乾きますのでマイクロクロスで濡れ拭きしていくと白い部分が無くなっていきます。水分を拭き取る必要は有りませんし順序も特に有りません。

白い部分が無くなったらボディーに残留した水分には汚れとリキッドワックスの粉が混じっていますので流水で流します。その後水分の拭き取りですが洗車場などなら洗い流しとエアブローをセットで行い効率化を図る方法も有ります。

6,きれいに仕上げる裏技・小技(乾式・湿式共通)

上記の工程を持って「水垢取りカーワックスのかけ方」は終了ですが、更に細かい部分で仕上がりを良く見せるためにはドア、グリル、エンブレム、フューエルリッドの隙間に残ったカーワックスを除去することです。

特に研磨剤を含む水垢取りカーワックスの残留物は汚れも含んでいる場合が多く残ると見栄えは良く有りません。

ドア・フューエルリッドは一度開けて拭き取りを完了させてください。グリルの隙間には綿棒、エンブレムの細部には先を少々潰した爪楊枝などを使用しながら粉を乾湿両用バキュームクリーナー 等で吸い取りながら作業すると非常に効率的に仕上げられます。

以上水垢取りカーワックス完全マニュアルです。同施工方法の対象はWAKO'Sクイックワックス などの水垢落としワックス全般、市販ハンネリカーワックス 全般です。

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