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ガラスのウォータースポット


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自動車のガラスに付着するウロコ状のウォータースポットの正体と付着防止方法。

■ガラスにウロコ状のウォータースポット


という表現は適切では有りません。ウォータースポットとは水滴のレンズ効果によって太陽光の焦点が車の塗装面に合ってしまい高熱になってベースカラーを焼いてしまい変色させてしまう現象です。

ガラス自体が光の透過性があり、熱にも強いので焼けて変色するウォータースポット現象はまず起きません。類似する現象名としてはイオンデポジットが適切でしょう。

このイオンデポジットに関しては車の塗装面にもガラスにも共通に出来る可能性のあるもので、表面に付着する一種イオン物質の固着、簡単に言えばこびりついた(焼きついた)汚れの総称の事です。

ガラスに付着したイオンデポジットに関しては「ウロコ」とも呼ばれることがあり、強化ガラスを使用しているサイドウィンドウなどに発生しやすいのが特徴です。

ガラスのイオンデポジット(ウロコ)の付着と考察

車を購入してから洗車だけを行い、ガラスにコーティングなどをしていなければほぼ100%ガラスに何らかの落ちない汚れが付いているはずです。

汚れと言っても雨染みのような感じであったり、ウロコのような感じではっきり付いてしまっていたりと状態は様々だと思います。保管する環境や、その地域の雨の性質などによって大きく状態は異なります。

環境で悪いのは「塩分」が多い保管環境です。潮風を受けやすい、凍結防止剤の水跳ねを受けているなどです、ナトリウム、マグネシウム、カルシウムなどの金属系のイオンがが溶解した水分は乾燥して焼きつくとガラスのウロコとして残るので注意しましょう。

特に凍結防止剤は「塩化カルシウム」という物質が用いられていることが多くイオンデポジット化しやすいので注意しましょう。以外に危険なのが水道水で「カルキ=塩素化石灰」やカリウム、カルシウム等も含まれており特に塩素の影響が大きいです

またプライバシーガラスなど色の入ったガラスはこれらの汚れ・付着物が目立ちやすい傾向にあります。私の経験と感覚ではボディーカラーにも関係するようで濃色車(黒など)はガラスにもイオンデポジットやウロコが目立つように思えます。

ガラスのイオンデポジット(ウロコ)付着防止方法

科学的根拠ではなくて完全に経験則からの結果ですがフッ素系ガラスコート をガラス全面にコーティングする事でかなり高い効果を発揮できます。

今まで数千台の車を見てきましたがフッ素系ガラスコートがキチンと掛かっている車にはほとんどガラスにイオンデポジット・ウロコの付着は見られませんでした。特にフッ素系のガラスコートは耐久性が高く被膜が安定しているため良いようです。

通常ガラスコートは視認性を良くするためにフロントガラスに施工しますがイオンデポジットを防止する意味でも全面にガラスコートを掛けておくことをお奨めします。

裏づけというわけでは有りませんが私の車(ボディーカラー黒、プライバシーガラス)は購入からすでに5年弱経過していますが初期に掛けたフッ素系ガラスコートのおかげで全くウロコ・イオンデポジットの類は付着していません。

最近ではプロ用とされていたフッ素系ガラスコート もかなり手軽な値段、簡単な施工方法になって市場に出回っていますので是非DIYで試してみてください。ただし油膜落としは前処理として必ず必要になりますので両方手に入れてください

撥水はイオンデポジットの原因にならない?

ボディーに関しては撥水=イオンデポジットやウォータースポットの原因というのが定番ですが、ガラスに関してはどうもそうではないようです。

まずフッ素系撥水ガラスコートを施工しておけばかなり撥水が強力なので水分が残る量はかなり少なくなります。また残った水分がそのまま蒸発して丸い痕が残ったとしても洗車や窓拭きで簡単に取れてしまいます。

フッ素系の防汚性能もありますし、元々耐薬品、汚れ、熱に強いガラスですが、コートを掛けなければ一生素のままなのでやはりガラスコート で一層コーティングを形成しておくことをお奨めします。

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