ポリラックの傷消し性能比較


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ポリアクリル樹脂系コーティング剤ポリラックの傷消し艶出し効果比較実験の結果公開

■ポリラック傷消し効果・性能比較実験の画像・解説


ポリラック・カープロテクト施工前のテストパネル 日本ではポリラックがスタンダードですが元々自動車用はカーラック、ヨットなど海で使用される樹脂パーツがポリラックだったそうです。

この今回実験で使用するのはポリラック・カープロテクトでドイツ輸入品の新型「ナノテック」です。まずテストパネルバフレックスで研磨して3000番相当の傷をつけます。これによって擬似的に塗装のくすみ、白ボケを演出します。

つや消し後のテストパネルの光沢度は63です。
ポリラックの施工後。テストパネルの光沢度 次に最大限の効果を発揮できる手法で施工します。ポリラックシリーズは水ともなじみますので半湿式での施工も可能ですが効果が高いと思われるスタンダードな乾式施工にて実験を行います。

最初に測った位置と大体同じ位置で光沢度を測定し光沢の上昇度を測定します。左の画像では87を記録しています。
ポリラック施工前と施工後の比較の様子 境界線を分かりやすくする為のマスキングテープを剥がしてみましたが一目瞭然で光の反射率がかなり異なります。右が施工後、左は未施工状態です。

体感的にはカーラックより良い感じに艶が出た?と思いましたが光度計では誤差1ポイントでほぼ同等の結果でした。

いかに自分の目と感覚、上位モデルのコーティングだという思い込みがいい加減か思い知らされました。ある意味悲しい瞬間でもありました。

ポリラックの傷消し性能総合評価

この実験では傷消し性能を傷を意図的に付けた後ポリラック・カープロテクト施工後、施工前をグロスチェッカーで数値化して比較しています。施工によって上昇した光度は63から24ポイントUPで87ポイントでした。

感覚的にリキッドタイプで直接的に艶が出せるガラス系コーティングや油分を含むワックスは艶出しに有利でポリラックのような樹脂コーティング剤は不利のような感じがしますがポリラックの艶出し性能は秀逸です。

「サランラップをかぶせた感じ」という表現もされている人もいたくらいで、正にポリ・アクリル系の艶を生かしたコーティング剤です。それに伴って小傷などによってくすんでしまった塗装面の光沢復元性にも優れているようです。

ポリラックの研磨作用に関して

CPCペイントシーラントもそうですがポリラックも同様にコーティング剤の成分均一化や撹拌作用を持たせる為テフロンやシリカ等の個体粒子のパウダーを含んでいますのでコーティング剤自体が超微粒子研磨剤として作用する可能性があります。

上の実験画像では何も気にせず通常通り乾式施工を行っただけですが、ダブルアクションポリッシャーなどで磨きこむことによってテストパネルの光沢度が上昇すればこれは研磨作用による簡易的な傷取り効果がある事も証明できます。

また逆に研磨剤にシビアなソリッドブラックカラーなどの車は使用時には注意しなければならないということにもなります。

ポリラック傷消し性能・傷埋め効果・性能と総合性能の関連

上の実験で証明された光沢復元(傷消し効果)はコーティング剤の効果によって一時的に復元したものですが実際に爪で引っかかるような小傷が修復するという意味ではありません。コーティング剤が傷を隠蔽し目立たなくする効果の指標です。

よってこの性能自体がポリラックのボディーを保護するコーティング剤としての性能そのものを大きく左右するわけではありませんが、艶・輝きというビジュアル面はやはりユーザーにとって大きな魅力でしょう。ポリラックはそんなユーザーの欲求を十分満たしてくれる性能がありそうです。

カーラック、ポリラックエアロプレーンとの比較結果も考察してみたいものです。(当ページ作成時でカーラックとは同等。)

光度24ポイントアップ、傷消し性能・光沢復元効果は138%です。以上がポリラック・カープロテクトの消し性能・効果のテストパネル+グロスチェッカーを用いた比較実験の結果でした。

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