クリスタルシールド加水実験


スポンサード リンク



クリスタルシールドに水を加え親和性と性質を観察。他ガラス系との比較など。

■クリスタルシールド加水の様子

シュアラスタークリスタルシールド加水前 まずシュアラスター クリスタルシールドを透明な容器に移します。容器の色が紺色なので分かりませんでしたが液剤は半透明といった様子。

容器の中に撹拌ボールが入っていていたことからも分離する成分がある事は明らかで普通に油らしきものが浮いています。それにしても化粧品のような臭い・・・。
シュアラスター・クリスタルシールド加水後の分離の様子 約二倍に薄めてみました。加水実験による油基判別がやっと役に立ったと言いますか、よく見ていただくと分かると思うのですが完全に2層分離状態です。

シラン系のG-hard、リアルクリスタルも反応前の液剤は油性であり水分と分離します。正に同じ感じになりました。


加水実験から分かるクリスタルシールドの施工方法発展性

さて加水実験から判明したのは油基であり加水すると分離するということです。ただこのコーティング剤は湿式施工が推奨されており、加水できないわけではない(加水しても性能に影響は無い)とも言えます。

加水しても撹拌ボール入りの容器でよく撹拌すれば多少濁ったような形にはなりますが施工自体は可能かもしれません。しかしながら短時間でまた分離してしまいますので、通常通り湿式施工をしたほうが効率が良く、加水のメリットは得られないかと思います。

ガラス繊維系コーティング剤の加水時の親和性はかなり良好で薄めて使用するといった行為が、違和感無くできますが、シュアラスター クリスタルシールドに関してはリキッドワックスという系統になりますのでこのような結果になったのだと思います。

加水実験から分かるクリスタルシールドの性質

今回は正直、成分表記から油性である事は事前に分かっていましたが、加水実験によって油性成分を含むコーティング剤が加水したときにどのような状態になるのかがハッキリ分かりました。

俗に言われるシリコーンは大きな括りではガラス(繊維)系コーティングに大抵含まれている成分であり、シリコーンはシリコンオイルとも呼ばれることがある事からガラス繊維系の艶は油の艶であるなどと言われていることも結構あるようです。

私としては油か否かということは、ボディー(塗装)を守ることが主目的であるコーティング剤の性能としては討論するに当って二の次である事は言うまでもないんですが、そもそも油として語るなら100%化学合成油に当るシリコンオイルは耐酸化性能に非常に優れているので耐用期間に置いて特に問題は無いと思っています。

よってポリマーとカーワックスの違いではあえて定義的なことを書いていますが、私自身は酸化しにくい性質である事は求めているものの、特別「完全無機」である事に意味を感じていませんし、そういった意味では堂々と石油溶剤+ワックス成分を塗装の犠牲膜的存在として扱っているシュアラスターは本質を捉えているのかもしれません。

とはいえ私個人としてはガラス系の艶、施工性、疎水・弱親水の撥水状態、メンテナンスの良さ、施工リスクなどをひっくるめるとガラス繊維系である、ブリスXCG-1プレストコートなどを主として零三式ー11型やPG1シルバーをメンテナンスとして使用する形に落ち着きます。

加水実験から分かった性質はあくまでリキッドワックスのような存在である事なので、ワックスってどうかな?と思っているユーザーはまずクリスタルシールドでワックス的要素のさわりの部分に触れて、気に入ったら固形のワックスなどを試すのも良いかと思います。

以上がシュアラスター クリスタルシールドの加水実験結果と考察内容です。

スポンサード リンク