ファインクリスタル過熱実験


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ファインクリスタルのバーナーの加熱による状態変化と残留物の検証。

■ファインクリスタル加熱の様子

ファインクリスタル加熱前の液剤 ファインクリスタルの過熱実験を行います。使用するトーチは火炎温度1200~1700℃(MAX)で火炎は中火程度で行います。

ステンメッキ仕上げのおたまにファインクリスタルのコーティング剤を少量垂らします。液剤は薄い黄色のかかった透明色です。ほとんど無臭。
ファインクリスタル加熱中の様子 加熱中の様子ですが、特に火が上がるような様子はなくひたすら沸騰していきます。水を火にかけている時となんら変わりはありません。

他のガラス繊維系は一時激しく跳ねたり、火が上がったりしますのでアップ写真は難しいのですが、この画像は加熱中期のアップ画像です。
ファインクリスタル加熱後の残留物 蒸発後のアップ画像ですが、ほとんど残留物は残らずに若干焦げたような茶色の物質が周りに残りました。

この結果をふまえるとファインクリスタルはブリス、CG1などガラス系と呼ばれている代表的な製品と比較すると成分的には掛け離れているのかもしれません。

過熱実験から解るファインクリスタルの液剤性質

他のガラス系コーティングと異なって白色ではなく透明色であったことからもなんとなく零三式11型に近い結果が出るのではないかと思っていましたが、IPAは含まれていないので燃焼はせず、更に焦げのような残留物も残ったので結果としては独自です。

気になる焦げのような成分ですが「珪素系の成分」は大抵熱していくと白く残りますが、ファインクリスタルではこげ茶色の物質が残されました。有機、無機の定義は難しいですが熱によって焦げてしまうような成分がある事は確認できました。

しかしながらコーティング剤の性質に置いて劣化しにくい性質である事は重要であっても必ずしも無機である必要はありません。なぜなら半永久的に劣化しないコーティング被膜であってもその役割は犠牲膜であり物理的なダメージ(例えば洗車もそう)で徐々に剥離するからです。

よって完全無機、有機などに捉われずコーティング剤本来の性能、自分の求めている性能とはなんなのかを思い返しコーティング剤を選ぶようにしてください。

ファインクリスタル蒸発面の考察

若干茶色になった焦げのような物質が残りましたので臭いを嗅いで見ましたがなんともいえない臭い・・・しかしながら焦げたような系統の臭い。ガラス繊維系を熱した時に残留する白い物質と異なり、若干の粘りを確認しました。

コンパウンドで磨いてみると特に強力にこびり付いていたわけではなく他のコーティング剤同様の力加減と時間で落とすことが可能でした。変色してしまう成分が何であるかは結局のところ分からず終いです。

以上がファインクリスタルの加熱実験とその考察結果です。

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