塗り重ね・光沢限界比較実験


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コーティング剤を塗り重ねることによる効果をグロスチェッカによる光沢復元率測定で判断

■コーティング剤の塗り重ねによる光沢復元限界を比較


この実験はガラス系のコーティングなどでよく行われる重ね掛け、塗り重ねの効果を検証するために行う実験であり、同時に光沢が劣化した塗装面を何処までコーティング剤の効果によって復元できるかを検証するための実験です。

毎度ながら通常では考えられないシチュエーションなので実際のボディー塗装面で同様の効果が生まれるとは限りません。「このような実験では、この結果が出た。」と客観的に1つの比較材料として参考にしていただければ幸いです。

コーティング剤塗り重ね比較実験の方法に関して

まず用意しているテストパネルの光沢度をバフレックスと呼ばれる特殊研磨ペーパーで限界まで落とします。光沢度はグロスチェッカーによる測定とします。

傷消し効果比較実験では50~60の光沢度が平均的でしたが、光沢復元限界及び塗り重ねの効果を分かりやすくする為光沢度を20まで落とします。

これは磨き方などによる違いで、まず通常の研磨時の3~5倍の加圧をして加水は最小限の霧吹きでの加水、更に1パネル辺り1枚のバフレックスを使用して故意に磨き傷を深く付けました。限界付近が20前後でしたのでだいたいのテストパネルを20前後になるように調整しました。

このテストパネルに予定では4~5回施工して施工ごとの光沢度を測定し、光沢上昇と光沢復元率を1回1回算出して変化を確認します。施工ごとに光沢が上昇していれば重ねがけは少なからず有効であると判断します。

逆に極端に光沢上昇率が停滞すればそれ以上の重ねがけは無意味であると判断し、光沢復元限界と判断することにします。

塗り重ね実験の条件に関して

各コーティング剤の持つ性質は異なりますのでコーティング剤が硬化、安定するとされる日数が経過してから、塗り重ねを行うようにします。条件が異なるようですが最大限の効果を測定したいという意味では条件は同一だと思います。

施工道具は基本的にオールマイティーに使用でき、塗り広げが容易でコーティング剤の施工が確実にできるブリスショップ販売のエステルスポンジを使用して施工しています。これは全コーティングの共通項です。

施工方法に関しては傷消し効果比較実験と同様に艶に置いてコーティング剤が最も性能を発揮できる方法で施工するものとし、乾式施工の物は乾式施工方法、湿式の物は半湿式で施工、湿式でしか対応できない場合は湿式で施工します。

放置時間等はメーカーの指示通りとし、施工回数は塗って拭き取りの1回の検証で1回のみの施工とします。

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