カーラックの耐久性検証


スポンサード リンク



ポリ・アクリル樹脂系コーティング、カーラックの洗車回数における耐久性、持続性の検証

■界面活性剤+スポンジの摩擦におけるカーラックの耐久性


  
耐久性検証前のテストパネル それではカーラックコーティング剤耐久持続性検証を実施いたします。左の画像は塗り重ね効果比較実験を行った後の様子でカーラックを塗り重ね限界まで施工してあります。

この状態から洗車を模した洗浄を1回、3回、5回、100往復後にそれぞれ光沢度を測定し艶引けを確認し耐久性、持続性を検証いたします。
1回目の洗車後の光沢 ボディークリンを使用した洗車1回目の光沢度です。通常の洗車を模して2往復スポンジで擦ってマイクロクロスで水分を拭き取った後の光沢度です。

もっと大きく下がるかと思いましたが-3ポイントに留まりました。研磨による光沢が無くても耐久性がそこそこある予感です。
カーラック施工パネル3回目の洗車後の光沢仮想3回洗車&拭き取り後の光沢度です。1回目は影響が少なかったのですがどうやら変化がありました。

ここでは大きく光沢度を減らしてしまい-9ポイントです。初期光沢が高かった為大きく光沢が減ってしまうのは致し方ないのか?研磨力を使った施工方法とは差が出る結果です。
5回目の洗車後の光沢 5回洗車後を想定した光沢度測定です。3回洗車のときよりも安定してきたのか光沢は-2ポイントの減退に留まりました。

この光沢復元の源が何によるものなのかは樹脂ポリマーによる傷埋め、油分による艶出しなど様々な推測が出来ますがハッキリとしたことはわかりません。とにかく耐久性もそこそこあるようです。
カーラック施工パネル100往復洗浄後の光沢 スポンジで100往復洗った後の光沢度です。この時点では洗車程度の影響で被膜による光沢が減退することはほとんど無いようで-2ポイント。

トータルで16ポイントと光沢減退のポイント的にはかなり大きくなってしまったものの実験開始時の光沢度が非常に高かった為、最終的な数値でも66という高い光沢度を残したままになっています。

カーラックの耐久性、持続性検証の結果

まず最初に当テストパネルを使った実験は極めて特殊条件下である事を留意していただきたいと思います。1、バフレックスで3000番相当の傷が満遍なく入っていること。2、傷の入ったパネルに光沢復元限界まで塗り重ねてある事。

以上2点は通常の実車施工では有りえない状態なので数値化をするために分かりやすくしているだけです。実車で同等の結果が得られるかは検証しておりませんので参考程度にお考え下さい。

カーラックに関する検証結果はカーシャンプーを使ったスポンジ洗車計110往復とマイクロクロスによる拭き取り作業計6回を行った結果、光沢度-16ポイントで光沢維持率は80%でした。

検証開始時の光沢が高かっただけに実験を終わってみて結果を見ると減退は-16の維持率も80%で決して良くないんですがそれでも66ポイントの光沢度を残して実験を終了しています。この光沢度は塗り重ね限界まで施工したガラス繊維系の光沢度に相当します。

耐久性に関してポリラック、カーラック、エアロプレーンの3種でそれぞれ違った施工を行い塗り重ね及び研磨効果の検証も行っていましたがそれぞれの耐久性もまた施工方法によってどう変わってくるのか比較する必要があります。

まずカーラックの場合はスポンジで優しく塗りこみ乾いたらふき取るという一般的な手法で施工し、特に研磨能力等は考えない方向で、加圧、過熱もしていない状態です。

耐久性は1回目で-3、3回目洗車後で-9、5回目で-2、更に100往復洗浄で-2という事でトータル16の光沢減退でしたが、研磨性を意識して加圧過熱研磨施工を行ったポリラックに比べると明らかに光沢減退が大きく施工方法が傷埋め効果と耐久性に影響することが判明しました。

研磨効果であると断言に至る確たる証拠はありませんが考えられるのは熱を加えたことによる樹脂成分の効果か研磨による傷消し効果しか無いわけで、通常施工したカーラックに比べ、ポリラックの光沢減退が少なかったのは研磨によって傷がある程度消されていたからであると推測できます。

光沢としてはいいものの通常施工時の耐久性としてはあまり良好では無いという結果になりましたが、耐イオンデポジット、艶、傷消し性能などを考慮したうえで最終的にコーティング剤を選ぶときの1因にしていただければと思います。

光沢度-16ポイント、光沢維持率80%でした。以上がカーラックの界面活性剤とスポンジ摩擦に対する耐久性、持続性の検証結果です。

スポンサード リンク