グラスガードの施工後放置実験


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ウィルソン、グラスガードを施工してそのまま放置するとどうなるか検証

■ウィルソングラスガードとは?

グラスガードは大手のカーワックスメーカーウィルンが発売したコーティング剤で市販化された本格的な2液硬化型のガラスコーティングとしては初めてだと思われます。

このページを書いている現在2007,7にはすでに施工レビューが寄せられていますが施工難易度がかなり高いことが伺えます。参考:ウィルソン・グラスガードの口コミ

グラスガードを濃色車に施工したまま放置する

絶対にやってはいけない実験ということが分かっていてもやってみなくてはどうなるか分かりません。また取り返しの付かない状態になったときの対処の為にもちょっとした実験をしてみようと思います。

まず第一の禁を破りかなり厚塗りしてみます。そして絶対やってはいけないそのまま放置をして見ます。オマケにライトカラー専用なのに濃色メタリックに施工します。加湿なんかもしてみようと思いましたが、とりあえず実施工上ありえそうなシチュエーションとして「拭き取り忘れ」を模した実験といえるでしょう。

グラスガード混合液 グラスガードは2液反応硬化型なので1度使用するとそれっきりですが混合比を同じにすれば問題ないはず。11.6対1で混合溶液を作ります。

A液は珪素と見られる成分が分離していましたので良く撹拌してから使用しました。説明書では混合後の保管は不可とのこと。
グラスガード厚塗り施工で放置 ちょっと何の画像だか分かりませんが厚塗りした様子で白く塗り筋が残っている状態です。実験ボンネットには気の毒ですがこのまま数日放置させていただきます。

ちなみに冬季の放置時間は20~30分、現在に当たるであろう夏季は5分~10分なので硬化には少なからず熱も関係していることが伺えます。
グラスガード施工後の左右比較 右は15分で拭き取り、左は塗りっぱなしで放置してみましたが一目瞭然です。水をかけても拭いても全く落ちません。どうやら本当に硬化してしまったようです。

撥水状態は良い強撥水でムラの部分も正規施工部分も変わり無いようです。この時点ではデポジットもありませんでした。
グラスガードの混合液で除去 残った溶剤を使って除去を試みました。赤丸の部分だけ薄くなっているのが分かるでしょうか?かなり強く擦りましたが一部除去できました。

コレを全体にだったら恐らく倒れます。液財はどうやら効果促進剤を入れても吸湿や加水しなければ1週間くらいは保管できそうです。
アルカリクリーナーで除去 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)入りアルカリ性クリーナーで洗ってみました。これは本来塗装用ではありませんが実験の為使用しました。

見ての通り全体的に薄くなりましたので根気良く擦るか、長時間洗剤に晒すかすれば除去も可能な気がします。しかしながら塗装が怪しくなってきたので中断。
シングルポリッシャーで磨いて除去 硬塗装用コンパウンド+愛機PE-2100でモーション遅めの中加圧で4往復磨いた時の様子です。薄い部分についてはほとんど除去できました。

しかしながらか雑に厚めに塗っているため塗り筋で部分的に残っている部分も散見されます。広範囲に残ってこのように残ってしまうと事実上DIYでの除去は困難でしょう。

グラスガード塗りっぱなし放置実験から得た結果

一応部分除去であれば可能ですが実験では1週間程度の放置で除去開始しました。もっと時間が経過すれば除去は更に困難極めるかもしれません。しかし拭き取り残し等の部分的な残りであれば何とか対応できそうです。

1パネルこのような状態になってしまうと相当気力が萎えそうです。よって高温化、雨天、放置時間の超過などには十分注意して施工することが必要になることが改めて分かりました。

しかしながら逆に言わせていただくと放置時間を守り注意事項を守ればそんなに施工難易度の高いコーティング剤ではなく、除去が困難なことも逆転の発想としてはそれだけ強靭な被膜でガードできると言う証明でもあります。

施工リスクを最小限にするには薄塗り、短時間放置重ね塗り施工がお奨めです。感覚としては2パネルごとに施工→拭き取りを行って、ボンネットは1パネで拭き取りするといいでしょう。

3枚目の写真の右側を見ていただいても分かると思いますが艶に関してもいいですし、撥水は強撥水好みならかなりいい感じに撥水・滑水していましたので硬化系にチャレンジしたい方にはお奨めです。ただし硬化系全般で見ても注意度が高いコート剤なのは確かです。

以上グラスガード塗りっぱなし放置実験の結果です。

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