リアルクリスタル湿式施工実験


スポンサード リンク



シラン系「硬化型」ガラスコーティング剤リアルクリスタルを湿式施工するとどうなる?

■リアルクリスタルとは


リアルクリスタルはシランを主成分とした油性のコーティング剤で、空気中の水分と反応し硬化するタイプのいわゆる硬化被膜型ガラスコーティングです。~シランは自動車用だけではなく様々な分野で使用されている有機無機を結合するカップリング剤として有名です。

自動車用なので硬化速度は遅めで同種のガラスコーティング剤G-hardよりは若干早い硬化反応速度を有しています。正確に言うと完全なガラスを形成するモノではありませんが、成分的に近い硬質皮膜を形成することの出来るコーティング剤です。

水分と反応する為安定するまでの間の雨などに弱くイオンデポジットが付着しやすいのが難点ですが被膜硬度や耐久性は従来のガラス系、ガラス繊維系と呼ばれるコーティング剤より強靭になっています。

リアルクリスタル、G-hardを湿式施工

上記シラン系のガラスコーティングを見ると施工説明には決まって水分厳禁で乾式施工が推奨されています。しかしながらやってはいけないことをやってしまうのが人間というものです。

しかしながら自分の車では絶対にしたくない。出来ることなら他人の車で誰かが間違えて禁を侵して欲しい、そしてあわよくば失敗したなら「やっぱり」と思い、思わぬ効果が出たら自分も試してみたい。と思うのが(私だけかも知れませんが)人間というものです。

という想いは少しです。何事も自分の目で確めるからこそ価値がある。という事で実際にリアルクリスタルを実験対象であるボンネットに湿式施工してみることにしました。

通常の施工方法はいわゆる乾式であり洗車後に十分に水分を拭き取る→クロスにとって全体に施工→拭き取りという流れですが、今回は洗車後水分が残ったままマイクロファイバークロスで施工してみることにしました。

シラン系ガラスコーティング湿式施工結果

いかに自分が机上の理論だけに捉われた頭の硬い人間か分かりました。普通に施工できてしまいました。感覚としては洗車後に濡れたままコーティング剤をつけたクロスで水分と一緒に拭き取る施工方法が推奨されているPG1シルバーやカーシャインのSPCを施工しているような感じです。

液剤はボディー面にキチンと塗布されており水分はマイクロクロスにキレイに吸収されていました。放置は5分程度で、2パネル施工の感覚くらいで拭き取りに入りましたが全くムラ等はありませんでした。

そもそもガラスコーティング硬化実験では強制的に水分を添加した状態で塊になって硬化するまでに1週間以上の時間を要しているので「水分を加えるとすぐに硬化してムラになってしまうという思い込み」も試して見なければ分からなかった事です。

硬化には水分が大きな要素ですが基本的に反応中に水分を抜いて硬化しなければならないので熱を加えると反応速度が早くなります。よって施工時の温度によっては硬化が促進され放置しすぎると湿式施工との相性でムラになる可能性があります。

また通常施工時でも湿度に着目するなら早朝、夜間の方が湿度が高く湿分反応が活発になるため硬化速度に影響を及ぼし硬化が良い方か悪い方かは判断できかねますが左右されると思います。

以上が湿式施工の考察結果ですが施工サンプルは1件のみになります。当方では異常なく美しい仕上がりになりましたが、試す場合は自己責任にてお願い致します。

施工サンプル:リアルクリスタルG-hardです。

スポンサード リンク