カーシャインHR-1加水硬化実験


スポンサード リンク



シラン系硬化被膜型+レジン樹脂のハイブリッドガラスコーティングHR-1の加水硬化実験

■カーシャイン(HR-1)加水の様子


加水前の様子(原液) これからカーシャインHR1の加水硬化実験を行います。まず透明な容器に液剤を移します。容量は5ml程度です。

液剤は半透明、臭いはIPAのアルコール臭がしますがSP-1に比べるとかなり弱めと言う感じです。主剤は良く撹拌しないと沈殿が見られます。
HR-1に加水後の様子 約2倍になるように水を加えます。シラン系の比較対象としてG-hardやSG-1などが挙げられますが、これはレジンポリマーとのハイブリッドタイプという事で今までに無いタイプです。

元々半透明ですがそのまま希釈された感じで分離等はしません。油性ではないのか?
1週間放置後の様子 1週間放置後。溶剤であるアルコールが揮発したせいか容量は1週間前の3分の1程度まで減少しました。減り具合としてはSP-1とほぼ同じくらいでしょうか?

上部に若干白く硬化し始めた様子が伺えますが先は長そうです。SP-1より濁っていますが感じとしては似ています。
硬化後の物質 17日目水分が完全に蒸発して固形化したものが残りました。1部はシラン系硬化型ガラスコーティング特有の硬化物質(石英ガラスと言われている物質)が採取できましたSG-1に比べるとかなり少なめです。

同系の当サイト検証コート剤としてリアルクリスタル、G-hardがありますがそれらと比較しても少なめで異質です。
容器の中の様子 容器の中を真上から覗いて撮影してみました。透半透明な物質と淵にはレジン樹脂!?が硬化せずに残っていました。明らかに完全硬化するSG-1とは種を分かつもので正にハイブリッドタイプです。

実車に施工して吉と出るか凶とでるか、まだ十分な検証をしていませんがガラスコーティングの弱点克服の期待が持てます。

カーシャインHR-1硬化実験のまとめ

シラン系+レジン樹脂のハイブリッドガラスコーティングであるHR-1は湿分硬化型(水分に反応して硬化)には違いありませんでしたが完全硬化するものではありませんでした。

その硬化スピードは同シラン系のG-hardリアルクリスタルSG-1と比較すると異質でかなり遅いことが判明しました。またSP-1も似ていますがSP-1より更に緩い感じです。

性質を考えると樹脂系の耐候性の良さ、ガラスコーティングの耐久力を併せ持ったコーティング剤なのでは!?という期待が持てますが当硬化実験ではその性能は明らかではありません。

また硬化した塊は極僅かでそこの部分に1~2mm沈殿し半透明で固まりになっていますが硬度はSG-1などに比べると不十分で半硬化、もしくはちょっと固めのゲル化という感じです。

当実験は水との親和性、また硬化物質の観察を主目的とした実験であり、コーティング剤の性能に直結するものではありませんが、その性質を知るときの参考情報としていただければと思います。

硬化実験から考えるHR-1の施工方法・裏技など

シラン系硬化型のコーティングである為、乾式施工だと思いこんでいましたが、これは半湿式施工が推奨されています。実験の結果からもレジン樹脂の性質も多くを占めるようですので硬化ムラなどの施工リスクも最小限であると思います。

当HPの特殊実験でリアルクリスタル湿式施工実験ではかなり危険な賭けのつもりでしたがHR-1なら普通にいけてしまいそうです。効果持続性などに影響がでるかもしれませんので、施工性も良好な半湿式がベストな施工方法かもしれません。

比較的ムラも出来にくいので効果向上を狙った霧吹き加水+乾式施工も可能かと思います。半湿式より液剤量の消費はこちらの施工方法の方が少ないかもしれません。

以上カーシャインHR-1の加水硬化実験でした。

スポンサード リンク