がっちり(洗車の王国)の過熱実験


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洗車の王国の硬化系ガラスコーティング「がっちり」コーティングの過熱実験の考察結果

■「がっちり」加熱の様子


がっちり本液の様子 1液+1液上塗り型の硬化被膜コーティング剤がっちり本液の加熱実験を行います。使用するトーチ(ガスバーナー)は火炎温度1200~1700℃(MAX)で火炎は中火程度(約1300~1500℃位)で行います。

ステンメッキ仕上げのおたまに液剤を垂らして観察したところ液はサラサラ、無色透明でシンナー系の溶剤臭がします
がっちり燃焼中 ある程度は臭いから予想していましたが、予想以上に炎が上がり写真を撮っている場合じゃない状態になったのですかさず消化しました。

がゾリンなどを燃やした時のような大量の黒煙が出たというのも消化せざるを得なかった要因です。とにかく危険なので真似しないで下さい。
がっちり消化後の様子 消化方法として水+空気の遮断という事で金属のバケツに水を張って準備していたので、中に放り込んでフタをして消化しました。

消化後の様子なんですが黒く煤が残っています。これは揮発する溶剤の不完全燃焼の煤がこびり付いたもので、本剤の成分の影響と見られる部分にはザラついた成分が残っていました。

過熱実験から解る「がっちり」の性質等

臭いからも判断できましたが本剤にはかなり高濃度な有機溶剤が含まれているようで、有機溶剤の種類については特定できませんが、キシレン、ベンゼン、トルエンなどの有機溶剤が使用されているのではないかと思います。

また硬化主剤に関しても成分表記が無いことから硬化系である事は分かりましたがシラン系なのかシロキサンなのかシラザン系なのか全く分かりません。消去法で考えると1液での硬化反応が強いシロキサンにコレだけの有機溶剤を混ぜているとは考えにくい。

シラン系であればIPAを溶剤とすることが多いがグラスガードではIPA以外の石油類の有機溶剤を用いている為否定は出来ない。シラザン系はかなりの溶剤希釈率でほとんどが溶剤で気化させながら湿分硬化反応を促進させているといわれていると言われていますが高価で取り扱いも難しいです。

一般的にDIYで使用するコーティング剤でシラザン系=アクアミカのコーティング剤が出回っているとは考えにくいのでシラン系と考えるのが普通ですが・・・私は溶剤濃度から考えてもシラザン系の可能性も捨てきれないと思っています。

実際問題「がっちり」は硬化促進剤として撥水基であるフッ素(こちらも実際には不明)+αをすぐに上塗りして施工性と仕上がり難易度を良くしていますが、単体施工の難易度は正直かなり高いです。

「がっちり」蒸発面の考察

残念ながら大炎上しましたので蒸発後というよりも消化後の燃えカスの考察結果となります。燃焼したときに出た黒煙のせいで煤がステンレス表面に残っています。これはコーティング主剤の性質ではなく溶剤が燃焼したせいだと考えられます。

3枚目の画像で黒くなった部分のしたに半円の痕が残っていますが、この部分に関しては硬化した物質のようなものが残っており、ザラザラしていました。主剤が影響を及ぼしたと思われコンパウンドでの除去も多少厄介でした。

以上ががっちりコーティングの過熱実験です。

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