グラスガード傷消し効果比較


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シラン系硬化被膜型ガラスコーティング グラスガードの傷消し艶出し効果比較実験の結果公開

■ウィルソン グラスガードの傷消し性能の実験


施工前パネル 硬化被膜系コーティングのグラスガードの実験をはじめます。テストパネルバフレックスで研磨して3000番相当の傷をつけます。これによって擬似的に塗装のくすみ、白ボケを演出します。

テストパネル数箇所の光沢度を測定し平均的な光沢度を示す場所を数箇所測定して探します。このパネルは48ということで低めになってしまいました。
施工後のパネル光沢度 次に最大限の効果を発揮できる手法で施工しますが、推奨施工方法が完全に乾式なのでこのまま乾式施工法で実験します。

放置時間は限界と思われる20分。結果は見ての通りかなりの好結果です。光沢度は37ポイント、復元率は177%です。放置時間限界だったのか若干ムラがあります。
施工前、施工後の比較 境界線を分かりやすくする為のマスキングテープを剥がしてみました。体感としてもかなり高く手触りも全く異なり、コーティングされていると言う感じです。

この結果から分かったのは硬化系のコーティング剤は塗り重ねよりも放置時間が被膜厚の鍵であるということ。しかしながら放置時間を延ばすほど、ムラも出来やすく取り返しの付かないことになります。

ウィルソン グラスガードの傷消し性能総合評価

この実験では傷消し性能をグラスガード施工後、施工前をグロスチェッカーで数値化して比較しています。施工によって上昇した光沢度は37ポイントで復元率で見ても177%ということで脅威の数値です。

今回の実験では色々と考えながら行い、ある結果が得られました。実はグラスガードの実験はテストパネルを多用して放置時間と光沢復元の関係を調べていました。(夏25度の室温)20分という放置時間はほぼ限界であり光沢も一番出ました。

しかしながら5分で、10分程度で拭き取りを行うと71と80という光沢度であり、塗り重ねよりもむしろ施工時の放置時間で被膜厚が大きく変わり、傷消し効果などには大きな影響を与えることが判明しました。

これはグラスガードだけではなく他の硬化系ーティング剤で硬化が確認されているものについても同様の結果が得られました。G-hard、リアルクリスタルは3~5分程度放置という同条件で実験しており今回のグラスガードの条件とは異なります。

実際G-hard、リアルクリスタルの2つを施工して20分放置した場合光沢度は50から80超まで光沢復元することが確認されました。よって傷消し効果比較実験では放置時間によって数値を上方修正することが可能です。

今回の実験での教訓ですがもう1点。グラスガードを20分放置していい結果が得られましたが実際にはパネル下部で硬化ムラのようなものがうっすら確認されています。放置時間をいたずらに延長し被膜を稼ぐ行為はガラス繊維系と異なり非常にリスクを伴うという事を理解しておきましょう。

グラスガード傷消し性能・傷埋め効果・性能と総合性能

傷消し性能と言っても爪で引っかかるような傷が消えるわけでもなく、ちょっとした小傷やクスミが目立たなくなる程度です。特にこの実験はテストパネルであって実車ではここまでくすんでいる場合は無いはずですから通常の塗装に施工した場合には他の製品と大差が感じられない場合もあるかと思います。

ただ荒れた塗装に施工した場合の手ざわりの変化には目覚しいものがあるでしょう。正にコートされたという感覚が味わえます。それとは裏腹にコートされた下に入った(取り残した)汚れは簡単に磨いただけでは取れないほど強固でキチンとした下地処理を行わなければ後悔すること必至です。


当実験ではグラスガードの傷消し効果は非常に高い部類でした、しかしながらこれは放置時間を限界まで取ったリスキーな施工による結果であり安全マージンを守った施工では-10くらいを目安に下方修正してください。

という事で今までどおりコーティング剤を選ぶ基準として、傷消し効果や体感の艶などは非常に目移りしますが、耐デポジット、コストパフォーマンスのほか、施工難易度やリスク、リカバリーの効き易さなども十分検討してコーティング剤を選ぶ必要がありそうです。

以上がグラスガードの傷消し性能・効果のテストパネル+グロスチェッカーを用いた比較実験の結果でした。光度37ポイントアップ、傷消し性能・光沢復元効果は177%です。

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