カーシャインSG-1加水硬化実験


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シラン系硬化被膜ガラスコーティング、SG-1の加水硬化実験の考察結果

■カーシャインSG-1加水から硬化の様子


加水前の液剤 これからカーシャインDiagranz SG-1の加水硬化実験を行います。まず透明な容器に液剤を移します。容量は7ml程度です。

液剤は透明で粘度もなく水のようです。臭いはIPAを溶剤としている為かアルコール臭がします。
加水後の分離の様子 若干加水しすぎましたが約2倍になるように水を加えます。分離している成分はIPA以外のシラン油性成分だと思われます。(液性は油性です)

この後容器を密閉して撹拌した所、水と混合しないため白く濁りました。しばらく時間が経つと分離していた左のように戻ってしまいます。
カーシャインSG-1硬化初期の様子 3日後の様子。容器は水分が抜けるように蓋はしていません。外気温は連日30度を超える状態で日光にも当っていましたので容器内温度は40度を夕に超えていたかもしれません。

大体の硬化は終了して塊になってきています。衝撃などは加えていませんが自然に割れて来るから不思議です。
硬化反応後のSG-1の塊 1週間経過で硬化完了とみなし実験終了しました。実際は硬化反応収束に向けてもっと長い期間(1ヶ月程度かな?)は反応し続けて密度・硬度を増していくのだと思います。

見ての通り透明度が高く触った感じは硬質な物質が出来上がりました。硬化スピードは試したシラン系では最速でした。

カーシャインSG-1硬化実験のまとめ

シラン系ガラスコーティングであるSG-1は湿分硬化型(水分に反応して硬化)するタイプのコーティング剤である事が確認できました。その硬化スピードは同シラン系のG-hard、リアルクリスタル、SP-1などと比較しても早い部類のコーティング剤でした。

このコトから推測できるのは、硬化反応中の水分滞留でかなり深刻なイオンデポジットが弱点とされているシラン系ですが、安定するまでの期間が短いという事です。確認が取れていませんのでなんとも言えませんが期待したいところです。

また硬化した塊ですがこれが石英ガラスであるかは言及しませんが、透明度が高く、他の製品の硬化塊と比較しても硬質で強度がある(脆くない)印象でした。この実験でコーティング剤の性能比較に直結させること自体困難ですが参考までにお願い致します。

硬化実験から考えるSG-1の施工方法・裏技など

施工方法は完全に乾式施工が推奨されておりその他の施工方法についてはサポートされていませんが、リアルクリスタル湿式施工実験でも明らかになったように乾式が絶対のシラン系であっても必ずしも湿式では施工不可能だと言うことも言い切れません。

湿式で施工したときのデメリット等が説明できませんので推奨こそ出来ませんが形式としては可能で、仕上がりも綺麗にいく事は確認が取れています。湿分硬化ですからこの施工方法によって被膜安定が早まれば事実上裏ワザ施工方法とも言えるでしょう。

以上カーシャインDiagranz SG-1の加水硬化実験でした。

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