ガラスコーティングの除去実験


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硬化系ガラスボディーコーティングを除去、剥離する実験

ガラス硬化被膜コーティングの除去方法


硬化系のガラスボディーコーティングには主にポリシラザン(アクアミカ)、シロキサン(オルガノポリシロキサン)、シラン(アルコキシラン)を原料としたものが有り、その多くは硬化触媒と空気中水分を利用してSIO2に転化する性質を持っているといわれています。

実際にそれぞれの転化反応後の被膜分子構造がSIO2だけで構成されているのか?密度は?と言う話は置いておきますが、これら硬化物質を除去するのは至難の業という事はグラスガードの放置実験で思い知らされています。

またこれらを除去するような溶剤もそうそう販売されているわけでもありませんし、除去方法すら販売元で案内されておらず、失敗した場合はプロの施工店などにお任せ下さいという流れが大概です。

無責任と言うわけでは無く、除去方法は容易ではなく塗装を著しく痛めてしまう可能性もありますので下手なアドバイスをするよりも当たり障りの無いアドバイス(案内)をしてしまうのも致し方ないのかな?とも思います。

酸性系クリーナーによるガラスコーティング硬化被膜除去実験

しかしながら最近実験に加えさせていただいたコーティング剤の販売元のカーシャインには硬化被膜型がラスコーティングの被膜除去剤が販売されていましたのでこれを使ってちょっとした実験を行ってみたいと思います。

さすが硬化系を以前から扱っていたコーティング剤通販の老舗と言うこともあり、メンテナンス製品の性能の高さ、ラインナップには今更ながら注目しています。中でも酸性系のクリーナーは取り扱いが難しく販売する方が嫌がる傾向にあるので重宝します。

使用する製品は酸性系クリーナーでアクアミカにも対応しているということなのでパーフェクトリムーバーRE20を使用します。成分は無機酸、有機酸、非イオン系界面活性剤、増粘剤などです。

除去対象コーティング剤はNEW ピカピカレインで硬化系である事は確かですが何を主成分として硬化反応するタイプかは不明です。シラン系でなければポリシラザンの可能性もあると見ているのですが・・・。

しかしながら問題が発生。NEWピカピカレイン、同様に洗車の王国の「がっちり」もそうですが被膜感が無くマスキングをして施工しても施工されているか否かが非常に判断しにくい為、除去できたか否かも分かりにくいということです。

これは傷消し実験のようなパネルを使用しても同様で実験方法の確立に試行錯誤しました・・・が良い方法が見つからず強行。ただいま新たに実験方法を模索しています。

ガラス硬化被膜除去実験の様子

NEWピカピカレイン硬化後 かなり分かりにくいですが、マスキングを剥がすと残留液剤による硬化痕がありましたのでこれを目安にします。\に入っている線です。

シラン系のG-hardDiaglanz SG-1の実験でもこんな痕が残って、後に除去する時に大変だった覚えがあります。その時はバフレックスで削り取りましたが実車ではそうも行きません。

通例なら除去後の画像も載せるところですが除去できた後の写真を撮ってもテストパネルのアップ画像は一体何を映しているかわからなかったので省略しますが結果的に「除去可能」でした。

特にNEWピカピカレインなどは硬質そうなのでコンパウンドでの除去は手間が掛かるかもしれませんが、超薄膜なのでこういった酸性系の除去剤を使えば下に入り込んだ水垢もろとも溶解除去することが出来そうです。

ちなみに実験を行ったパネルは施工後1週間です。他にもいい実験方法があったらやってみたいと思いますので、これからも模索して行きたいと思います。

※ガラスのウロコ、ガラスコーティング被膜除去剤の注意点

今回使用したRE20は酸性系の「業務用のクリナー」です。使用マニュアルを必ず守って使用しましょう。マニュアルには失敗しないように少な目の放置時間が記載されていますが効果が高いからと言って放置時間をいたずらに延ばすと金属面、塗装面、ガラス面関係なく侵食・白化します。

特に厳守するのは、高温時使用禁止、乾燥禁止、放置時間厳守です。注意事項を守れば革新的な性能をDIYの作業工程に取り入れることが可能です。ガラス繊維系、ガラス系のデポジット除去にも強力な効果を発揮しますが恐らく被膜はリセットされます。

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