プレストコート施工時の艶を比較


スポンサード リンク



実車に近い状態のテストパネルにプレストコートを施工した時の艶光沢を未施工部分と比較

■プレストコート施工後の艶の比較検証について


今回の実験はボディーコーティングの艶・比較実験の内容に基づいて実施します。簡単に説明しますとコンパウンドで適当に磨いたバフ目の残った状態(洗車傷などを模した)でパット見は艶があってキレイな状態に仕上げたテストパネルを使用します。

そのパネルを半分に区切ってプレストコートを重ね塗りで施工。2回施工後の艶と、未施工部分の艶をグロスチェッカーで測定比較、さらに区切る為のマスキングテープを剥がして目視で比較検証します。

■プレストコート艶・光沢の比較検証検証の様子

施工前 それではプレストコートの比較検証を実施します。磨いた後のパネルの光沢度は108です。108と言う数値ですが磨き後としては少し荒い様子でよく見ると磨き傷が目視で認識できる感じです。

ここにプレストコートを施工します。重ね塗りが条件なので1回施工後、翌日更にもう一度施工して仕上げます
施工後の光沢 このパネルにプレストコートを2回施工します。施工方法は半湿式で空拭き仕上げです。一応一番艶が出るような施工方法を試みたつもりです。

結果は108で全く変化なし。測定誤差も全く無い安定度でした。マスキングの境界線がある状態だと施工した感じは認識しにくいのですが・・・
施工部分、未施工部分の比較 ところが境界線のマスキングテープを剥がしてみると・・・写真には鮮明に写っていませんが良く撮れているほうでしょう。比較的ハッキリ境界線が出ているのが分かるでしょうか?

グロスチェッカーでは左右とも108にもかかわらず人間の目視で容易に判断できる「視覚的な艶・輝きの違い」が見て取れました。

艶比較検証の総評

今回使用したテストパネルは全テストパネルの最高値112より4ポイント劣る108の光沢度を持つテストパネルです。112のパネルに比べると磨き目が若干目立ちますが遠めに見れば画像の映りこみなどを見ていただいて分かるように普通にキレイな塗装に見えるレベルです。

プレストコートは傷消し性能の実験や、重ね塗りなど共に安定した高性能を発揮していますので若干期待はしていましたが108→108と言うことで2回施工後の光沢度には変化がありませんでした。

しかしながら3枚目の画像を見ていただいて分かるように境界線のマスキングテープを剥がすとくっきりと左右で艶の感じが異なります。向かって右側が施工後です。

ブリスXの実験結果ほどハッキリは映らなかったものの体感的には比較して甲乙付けがたいレベルではあると感じました。若干プレストコートの艶とブリス系列の艶の出方が異なり、ブリス系の方がワックスっぽい深い艶なのでこの実験の写りはいいのかな?と言う気はします。

プレストコートは発色が明るい感じで原色カラーの車には良い感じの艶が期待できそうです。やはりグロスチェッカーでは表せない艶がプレストコートにも存在することが確認できました。数値より視覚に訴える艶の性能は高いようです。

今回の実験に関しては一定以上の艶を持つ(実車状態を模した)場合の塗装に施工した場合の比較検証結果です。コーティング剤の性能に置いて「艶」は重要ですが本来の目的のひとつである防汚性能、価値を考える為のコストパフォーマンス等も考慮してコーティング剤選びをすることをお奨めいたします。

いい艶=いいコーティング剤とは限らないということです。あくまでも選ぶときの一因としてお考え下さい。以上プレストコートの艶・光沢比較実験でした。

スポンサード リンク