カーラックの艶を比較検証


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実車に近い状態のテストパネルにカーラックを施工した時の艶光沢を未施工部分と比較

■カーラック施工後の艶を較検証


今回の実験はボディーコーティングの艶・比較実験の内容に基づいて実施します。簡単に説明しますとコンパウンドで適当に磨いたバフ目の残った状態(洗車傷などを模した)でパッと見は艶があってキレイな状態に仕上げたテストパネルを使用します。

そのパネルを半分に区切ってカーラックを重ね塗りで施工。2回施工後の艶と、未施工部分の艶をグロスチェッカーで測定比較、さらに区切る為のマスキングテープを剥がして目視で比較検証します。

カーラックの艶・光沢の比較検証検証の様子

コーティング施工前の様子 それではカーラックの比較検証を実施します。磨いた後のパネルの光沢度は111です。111と言う数値ですが、かなり磨きこんでも112~114くらいがこのパネルの光沢限界ですから限界付近の数値という事です。

しかしながら良く見ると傷や磨き目が残っており必ずしも「きれい」と言う状態でも有りません。グロスチェッカーはここまでは認識出来ない言うことです。
コーティング施工部分の艶 このパネルにカーラックを2回施工します。施工方法は乾式施工が推奨なので単純に乾式施工を行って30分放置して乾燥させます。拭き取りはマイクロクロスで行って仕上げの空拭きまで丁寧に行います。

結果は111で全く変化なし。樹脂系は、ある実験ではかなり圧倒的な数値だったので期待していましたが変化無しです。
コーティング施工部分、未施工部分の比較 塗り重ね実験では驚異的結果を叩き出していたカーラック、ポリラックシリーズでしたが埋めるべく傷が無かったせいなのか予想に反して効果が見られませんでした。

右が施工後・左は未施工です。とは言え期待が高すぎただけでそれなりに左右差も確認できますし効果は高いようです。

カーラックの艶・光沢比較総評

今回のテストパネル光沢度は111と言うことで今回の実験のパネルの中では平均より若干良好な光沢度を持ったパネルだったせいもあって3枚目の画像で施工部分の境界線が若干確認しにくいのですが、実際の目視確認では結構はっきり差が確認できました。

傷消し効果比較実験や特に塗り重ね実験では非常に高い効果を発揮していたので期待していましたが、特筆すべき高性能は感じられませんでした。ガラス硬化系とは真逆で下地が荒れているほど効果の体感が高く感じられ、樹脂系コーティング剤らしい結果となりました。

光沢度の高いパネルで確認こそしにくいと感じる点もありましたが、艶の感覚はソリッドな輝きと言う感じは当てはまらず、やはり表面反射の艶といいますかワックスと石油系ポリマーを足して2で割った感じの艶と言いますかそんな感じです。

カーラック、ポリラックは実験によって非常に特化した性能を発揮していたので若干の期待はずれ感はあるものの、役割的な部分は私の中でハッキリしてきましたので、この点については収穫かな?と思います。

今回の実験でも改めて思ったのですがカーラック系は新車に使ってどうだ!?と言う製品ではなくメンテナンスに使ったり、荒れた塗装、劣化・酸化した塗装などを簡単に復元してヌルテカな艶が容易に得られる万能コーティング剤で比較的塗装がキレイな場合の感動は少ないかも。ということです。

とは言っても視覚的な艶が優れているとして私が挙げているガラス繊維系コーティング剤と数値的には「変化なし」と言う部分で完全に同じなので新車に塗っても艶を感じないと言う事では有りません。あくまで艶感の個人的趣味の違いと言うことですので参考までに。

今回の実験に関しては一定以上の艶を持つ(実車状態を模した)場合の塗装に施工した場合の比較検証結果です。コーティング剤の性能に置いて「艶」は重要ですが、特にカーラックはトータルバランスの優れたコーティング剤と言えますし、本来の目的のひとつである防汚性能、価値を考える為のコストパフォーマンス等も考慮してコーティング剤選びをすることをお奨めいたします。

いい艶=いいコーティング剤とは限らないということです。あくまでも選ぶときの一因としてお考え下さい。以上カーラックの艶・光沢比較実験でした。

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