HR-1の重ね塗り効果比較


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Diagranz HR-1(カーシャイン)の重ね塗りによる効果と光沢復元限界を実験により検証

■HR-1の塗り重ねによる光沢復元率の変化

施工前テストパネルの様子 それではカーシャインのHR-1の実験を開始いたしますが、当実験の目的、詳細な手法等は塗り重ね・光沢限界比較実験をご覧下さい。

まずバフレックスブラックを加圧使用して光沢度を限界付近の21まで落としました。(調整難で20ではなく21になりました)傷消し艶出し効果比較実験とほぼ同様ですがこれに塗り重ねていきます。
1回目施工後の光沢度 左の画像はHR-1の1回目の施工です。施工方法はこうかを最大限に生かすために乾式により近い半湿式施工を実施しました。(推奨は湿式)

硬化実験では微妙な判定でしたが硬化系の物質を含むコーティング剤ということで少々放置してからの拭き取り(5分くらい)結果は振るわず16ポイント向上にとどまりました。
2回目施工後の光沢度 2回目の施工でも同様の施工方法で行いますが今一ぱっとしない結果と言うかすでに光沢復元限界かと思わせる僅か2ポイントの向上にとどまりました。

直塗りに近い状態で施工するとどうも施工性が悪くムラになる様な気がします。ココはやはり推奨施工方法による手法が望ましいのか?
3回目施工(2回目塗り重ね) 効果の期待は諦めムードでしたが施工性に疑問を持った為湿式に近い状態(霧吹きでテストパネルを濡らした状態)から施工を実施しました。

するとムラッ気も無くすんなり塗り広がり光沢に関しても以前より増した感じがします。結果は7ポイントアップでまずまずの塗り重ね性能になってきました。
4回目施工(3回塗り重ね) 続いて4回目の施工でも湿式にて施工しました。結果は12ポイントアップでガラス繊維系コーティングの性能に肉薄するまでになりました。

やはり施工方法が悪かったようで乾式に近い施工方法の方が結果が出るという単純な考えは良くなかったようです。
最終施工の光沢度 続けて重ね塗りの効果を期待したい5回目の施工ですが、ほぼ据え置きの光沢度56に収まりました。念のためもう一度施工してみましたが光沢度の変化は見られず塗り重ね限界になったと判断しました。

今回の実験は例外的に施工方法を変えてしまったので他のコーティング剤と同条件ではありませんが参考までに。46ポイント向上の復元率280%です。

Diagranz HR-1の塗り重ね・光沢復元実験のまとめ

Diagranz HR-1の1回目の施工時の光沢復元率は180%の上昇は16ポイントと言うことで1回目の施工に関してははっきり言って効果の薄いコーティング剤という印象になってしまいましたが、途中施工方法に疑問を抱き、湿式施工に変えたところ飛躍的に光沢復元率・及びに光沢度が向上しました。

よって1回目から湿式にて施工していればもう少しいい結果が出たとも考えられます。当実験結果は有効と致しますが上記を加味した上で結果を判断してください。(ややこしくなって申し訳ありません)

HR-1自体が微妙な分類のコーティング剤で硬化系のコーティング剤にも属しているような感じであり、硬化実験では若干の硬化塊が確認できましたが硬化する有効成分はほとんど無いようです。レジン樹脂系とガラス硬化系のハイブリッドタイプという感じでしょう。

施工には水分が必須のようで乾式・半湿式施工方法では施工性も悪くなりますし、効果も思ったように出ないので他のガラス繊維系コーティングと同じ様に考えていると液剤の無駄になるだけのようです。

はじめが乾式で施工してしまったのでハッキリとしたことが分からないですが塗り重ね効果に関しては2~3回が有効な回数と思われます。光沢復元限界に達した後に更に施工しても全く光沢上昇せず、ストップも急であったため必要以上の重ね塗りをしてもジワリジワリ上昇するタイプではないのでしょう。

放置時間に関しては湿式施工にしてから全く気にせずガラス繊維系の湿式施工と同様の感覚で行っています。湿式で放置した時のイオンデポジットの方がよっぽど怖いので放置時間のメリットは最初から考えないことにしました。

結果としては決して好結果とは呼べず中の上くらいという光沢復元率と光沢上昇数ですが、後は耐久性・耐イオンデポジット・実車施工時の艶などを考慮して選ぶといいかと思います。

これらの性能は施工後の初期性能ですので参考程度に考えてください。光沢復元率365%、光沢上昇53ポイント、以上Diagranz HR-1の塗り重ね・光沢復元率比較実験です。

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