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カーシャンプーの種類と成分解説


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カーシャンプーの成分、アルカリ系、ワックスインタイプなど多彩なカーシャンプーの解説

■カーシャンプーの種類と成分特性などに関して


カーシャンプーに関しては手洗い洗車カテゴリーのカーシャンプーの選び方にて濃色用、淡色用に関して簡単に解説を入れてありますがこのページでは、界面活性剤の特性やワックスインシャンプー、鉄粉除去シャンプー、アルカリ系などに関して解説させていただきます。

カーシャンプーの種類

カーシャンプーにも様々な機能を付加したものがあり、一体どのタイプを選んだらいいのか分からない場合が多いかと思いますので種類とその性能について解説しますので参考にしてお選び下さい。

スタンダードカーシャンプー

陰イオン界面活性剤を主体とした成分配合で泡立ちと洗浄効果に優れたカーシャンプーを指します。価格も安価な場合が多く購入しやすいのが特徴です。こういったタイプの中でもライトカラー専用、濃色車用などがありますが全色対応の物が好ましいです。

余計なものが入っておらず泡立ち・洗浄効果が高い、業務用の濃縮タイプが最もオススメで間違いがありません。洗車の王国→ボディークリン 、クルーズジャパン→パーフェクトシャンプー、カーシャイン→ゴールドシャンプーなどが例として挙げられます。

研磨剤入りカーシャンプー

水垢落とし機能付きカーシャンプーとも言います。カーシャンプーに超微粒子コンパウンドが配合されているタイプで、コーティング剤施工時の簡易的下地処理にも使用できます。石油系溶剤の入っていないものを選びましょう。

ただし研磨剤が入っていますので、自分の車のカラー専用の製品を選ぶようにしてください。研磨粒子が心配なユーザーさんは洗車の王国のSP-1 がオススメで、ボディーカラーに合った研磨剤を配合してくれるという拘りの製品です。液性がアルカリ性で研磨剤入りなのでかなり強力に汚れと水垢を分解してくれます。

弱点としては所詮は研磨剤入りなので、加圧のしすぎや多用によって磨き傷のようなものが目立つ可能性はあります。特にソリッドブラックなどでは避けられない現象でしょう。使用方法は超微粒子研磨剤カーシャンプーを参考にしてください

ワックスイン・シャンプー

界面活性剤のクリーナ入りコーティング剤と通ずるものがありますが、私が最も「使えない」と思う製品です。一度に済ませるという手軽さはありますが、洗車好きにとって洗車もコーティングも撥水状態も全て中途半端な仕上がりになってしまう事に妥協が出来ないと思います。

クリーナー入りのコーティング剤もありますが、ほとんどが洗車を前提としており、クリーニングは下地処理の簡易化や補助的なクリーニングを目的としています。考え方として洗車(洗浄)とコーティング(保護)は相反するものなので分けた方がいいと思います。

決して仕上がりが悪すぎて話にならないという製品ではないので、一度にキレイにワックスまで~というユーザーさんで仕上がりに神経質にならなければ良い製品と考えることも出来そうです。

鉄粉除去シャンプー

その名のとおり鉄粉除去剤とシャンプーが一体化した製品 の事です。最近ホームセンターやカー用品店で目にすることが多くなりましたので需要も高いということでしょうか。

確かに鉄粉除去剤をかけるとなると1工程増えますので洗車と同時に出来たら楽だな~という気はします。大きく分けると洗浄と保護のうち、洗車と同じく「洗浄」の工程に分類できますからワックスインシャンプーよりは支持できます。

しかしながら成分の危険性からか濃度についてはDIYのプロ向けで販売している鉄粉除去剤より明らかに性能が劣ります。有効成分の濃度はカーシャンプーで希釈されている性か意図的か分かりませんが3分の1程度に感じます。鉄粉が多く付着する場合はDIYプロ向けの方がいいでしょう。

※鉄粉除去剤使用に関しては鉄粉除去剤の解説をご覧下さい。

オールインワン・カーシャンプー

鉄粉水垢取りワックスイン・シャンプーと言う感じの製品です。(実際にあります )正直な感想としては何でも入れれば良いと言う物では無いと思います。鉄粉除去剤の成分がチオグリコール酸アンモニウムだったら液性はアルカリなワケですから、成分を取り込んだ被膜にもなってしまう可能性があるということです。

しかも鉄粉除去剤自体の性能が落ちますし、鉄粉・水垢除去までは良いとしてワックスインは避けたほうがいいと思います。仕上がりに妥協して割り切って使う分には良いのでは?と思います。

カーシャンプーと界面活性剤の種類

<カーシャンプーが油分を落すための主成分としているものは界面活性剤というもので、石鹸や洗濯用合成洗剤から食器荒い洗剤まで幅広く使用されている生活の中で無くてはならない物、それが界面活性剤です。界面活性剤にもいくつか種類がありますので解説します。

アニオン系(陰イオン)界面活性剤

アニオン系界面活性剤は別名陰イオン界面活性剤と呼ばれ、疎水基のついている部分が陰イオンに電離する界面活性剤です。油分乳化作用等があり石鹸やシャンプー、合成洗剤と呼ばれる一般的に「汚れを落とす」と認識されている製品に入っている主流の界面活性剤です。

自動車用のカーシャンプーにも例外なく入っている成分です(表記されているかは別として)

カチオン系(陽イオン)界面活性剤

カチオン系界面活性剤は別名陽イオン界面活性剤とも呼ばれ、水に溶けたとき、疎水基のついている部分が陽イオンに電離する界面活性剤です。自動車用のコーティング剤にはあまり馴染みの無い成分かもしれませんが主婦の方なんかは意外と目にしたことのある成分かも知れません。

実は髪を洗った後のリンスやコンディショナー、洗濯時の柔軟剤なんかに用いられており、陰イオン界面活性剤の逆性のため逆性石鹸などとも呼ばれることがありますが、「石鹸」や「洗剤」ではないので油分乳化の作用等はありません。

家庭用の衣類に対してもそうですが、自動車用コーティング剤やカーシャンプーに配合されている場合は「帯電防止剤」として働く為、帯電防止剤と言う様に表記を変えている場合もあります

両性界面活性剤

水に溶けた時に、PH(ペーハー)属性によって親油基の部分がプラスに帯電したり、マイナスに帯電したりする界面活性剤の事を両性界面活性剤と呼びます。アルカリ性領域ではアニオン(陰イオン)界面活性剤の性質を、酸性領域ではカチオン(陽イオン)界面活性剤の性質を示し、泡立ち、洗浄、殺菌性能などが高いのが特徴です

ノニオン系(非イオン)界面活性剤

ノニオン系界面活性剤は別名、非イオン系界面活性剤と呼ばれ水に溶けたとき、イオン化しない親水基を持っている界面活性剤です。通常水道水というのは純水ではないのでカルシウム、マグネシウムなどの金属などが溶けていますので通常のイオン系界面活性剤にはどちらかの極性に電離します。

しかしながら非イオン系の場合、水質が硬水でミネラルなどが豊富な場合でも電離作用が起きにくいため他の界面活性剤と混合して使用されることが多いです。またその特性から洗車機に充填される洗剤にはノニオン系の洗剤が混合されていることが多いです。

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