グラスガードの重ね塗り効果比較


スポンサード リンク



ウィルソン・グラスガードの重ね塗りによる効果と光沢復元限界を実験により検証

■ウィルソン・グラスガードの塗り重ねによる光沢復元率の変化

荒れたパネルの光沢度 それではウィルソン・グラスガードの実験を開始いたしますが、当実験の目的、詳細な手法等は塗り重ね・光沢限界比較実験をご覧下さい。

まずバフレックスブラックを加圧使用して光沢度を限界付近の20まで落としました。傷消し艶出し効果比較実験とほぼ同様ですがこれに塗り重ねていきます。
1回目の施工時の光沢 左の画像はグラスガードの1回目の施工です。施工方法は水分を完全に除去した乾式施工法です。結果は中々の好結果で31ポイント向上です。

グラスガードは2液性の硬化型ガラスコーティングですから放置時間によってその性能が大きく変わります。この実験では放置限界と思われる約15分を目安に放置しています。
重ね塗り1回目(2回施工)時の光沢 2回目の施工でも同様の施工方法で乾式・放置時間は15分です。結果はまたまた良好で11ポイントアップです。塗り重ねとしての効果も期待できるという証拠になるでしょう。

傷消し効果比較実験でも優秀な結果を残していますが加えて当実験でも優秀な結果を残せそうです。
グラスガード重ね塗り2回目(3回施工)時の光沢 効果の期待が高まる3回目の施工ですが光沢上昇は急激に収まり僅か2ポイントの向上にとどまってしまいました。

ガラス硬化系コーティングに見られがちな早期光沢復元限界を思わせる結果ですが放置時間が長いためか光沢上昇はまだ期待できそうな感じは受けます。(視覚的に)
グラスガード重ね塗り3回目(4回施工)時の光沢 続いて4回目の施工。やはり大幅な光沢上昇は無いもののジワリジワリと光沢上昇するようで3ポイント向上しました。気がつけば光沢度67と言うことで高性能ガラス繊維系にも匹敵する光沢度です。

視覚的なパネル表面の状態に関しても樹脂系の施工面より写り込みはある感じが見受けられます。さすが硬化系といった感じか?
重ね塗り4回目(5回施工)時の光沢 続けて重ね塗りの効果を期待したい5回目の施工ですが相変わらず施工方法は放置時間15分の乾式です。

光沢上昇に関してもジワリジワリといった感じは相変わらずで、塗り重ね効果として現実的に考えた時はこの辺りが検証する妥当なラインと言う判断で打ち切りです。光沢復元率345%、光沢上昇49ポイントです。

グラスガードの塗り重ね・光沢復元実験のまとめ

ウィルソン・グラスガードの1回目の施工時の光沢復元率は255%の上昇は31ポイントと言うことで1回目の施工時から抜群の光沢上昇を見せました。この辺りはさすがに放置時間を限界付近まで取った硬化系の威力か!?と言う感じはします。

まず当実験の矛盾点から最初にご説明しておきます。このグラスガードと言う2液硬化型のコーティング剤は文字通り2液を混合させて使い切りするタイプのコーティング剤で通常はそう何度も重ねて施工するようなものではありません。

ガラス繊維系のように手軽に施工できればいいのですがグラスガードは液剤を反応させてその間に施工しますから1施工につき1製品必要なのが本当です。これを考えると当実験のように5回も施工すると液剤だけで15000~2万円以上掛かってしまうことになります。

およそ現実的ではないので、ワザワザ少しの光沢の為に塗り重ねを敢行するユーザーさんもいないかと思いますが、当実験ではA液とB液の混合比率を0.1ml単位で測定して小分けにして使用しています。そもそも1回で強靭な被膜が売りですから「塗り重ねの実験」自体がこのコーティング剤に関しては矛盾した実験と言うことです。

一応私自身、自覚はしておりますのでここに書いておきました。以下実験結果と考察まとめ。

グラスガードの塗り重ねに関しても放置時間を出来るだけ稼がないと効果が出にくいのは1液硬化のシラン系ガラスコーティングのG-hard ・SG-1等と同様でした。ただし言えることは1液性のものよりグラスガードははるかに硬化するスピードが早くリスクが高いものだと感じました。

実際実験で行った15分放置ですが20度前後なら10~20分、冬季なら30分まで放置して良い事になっていますから、私としてはこの表記こそ冒険だな~と感じます。DIY向けに売り出す製品に限界付近を表示してしまうという点には驚きです。

そのおかげも有り、効果は上々で(クレームも上々のようですが)塗り重ねを行わなくても1回の施工での効果は高そうです、また塗り重ねに関しても2回程度までは光沢上昇率も大きく、それ以降はジワジワなので手間とお金をかけて塗り重ねる価値は薄くなってしまいそうです。

5回施工時の最終結果として69を光沢値に採用しますが、光沢上昇に有利である乾式のガラス繊維系であるナノガラス・ブラックレーベルやPG1ブラックに迫る勢いです。半湿式で施工したCG-1ブリスXは凌いでいます。

ということで当実験の結果(数値)だけ観てしまうと非常に好結果なコーティング剤ということだけで終わってしまいますが、基本的に使いきりで塗り重ねには再購入が必要ですから、費用対効果、ガラス系ならではの耐イオンデポジット性能の難点等をよくよく検証して選ぶ必要はあるかと思います。

これらの性能は施工後の初期性能ですので参考程度に考えてください。光沢復元率345%、光沢上昇49ポイント、以上ウィルソン・グラスガードの塗り重ね・光沢復元率比較実験です。

スポンサード リンク