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G-hardの耐イオンデポジット検証


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常温硬化型シラン系ガラスコーティングG-hardの耐イオンデポジット比較実験に関して

■G-hardの耐イオンデポジット検証の様子

テスト中のパネル温度 以下の内容は耐イオンデポジット性能比較のリンク先に基づいてG-hardの実験をさせていただきます。

霧吹きにて汲みたての水道水を加水する前に加熱した実験パネルの温度を測定しておきます。当実験のパネル温度は81.5℃です。
実験直後、右施工面、左未施工面 霧吹きで噴霧していますのでどんな面でも必ず撥水のような状態になってしまいご覧のような水垢の痕が付いてしまいます。

酷い状態ですが心なしか施工面(右側)のほうが輪郭がハッキリしてデポジットの付が激しい気もします。以前の実験では良くない結果だったため嫌な予感がします。
水洗い後のパネル(未施工面) 水洗い洗車を想定した水拭きを行いましたがやはり完全にデポジットは取れてはくれません。いい感じでLEDの光がイオンデポジットを浮き上がらせています。

未施工だと、このくらいは水道水放置乾燥で付いてしまうということです。しかしながらこれでも通常の屋外で確認した程度ではほとんど分からないレベルです。
施工面のイオンデポジットの様子 こちらも水洗い後ですがG-hard施工面です。未施工部よりも輪郭がハッキリとしており強力に固着してしまっています。

やはりシラン系の常温硬化タイプはこの手の実験では不利か?施工から1ヶ月以上屋内で保管して安定しているはずですが、やはり落ちないデポジットが・・・。
施工面、水垢クリーナー使用後 アルカリ系水垢クリーナーなら落ちるかと思い試してみましたがほとんど変化がありません。未施工部分はほとんど落ちましたので被膜と反応してしまっているのか?

画像で分かるかもしれませんが結構擦ったので若干傷も入りましたがそれでも変化無しです。ちなみに他のコート剤に使用した場合にはかなりの効果がありました。
施工面、酸性クリーナー使用後 常温硬化型のタイプは特例として酸性系のクリーナーを使ってみることにしました。

市販の硬化型コーティングの老舗「カーシャイン」のRE-20を使用させていただき放置時間はほとんど無しの10秒前後。塗って拭き取ったところご覧のとおりです。

まさに適材適所とはこのこと?目的によってケミカルを使い分けることの大切さを知りました。

G-hardの耐イオンデポジット比較実験総合評価

実は以前HPでG-hardの耐イオンデポジットに関する実験は行っており、そのときは今回のような過酷な実験ではなく、屋外で太陽光の熱のみで行ったのですが良くない結果に終わっています。

兼ねてから実験でも実用でも黒の車に乗る私にとってシラン系ガラスコーティングの被膜に頑固に固着するイオンデポジットは深刻な問題であり、どうにか出来ない物かと悩んでしました。

イオンデポジットに悩むくらいだったら使わなければいいと思うでしょうが、他の性能が優れているからこそ捨てきれない部分があるのです。透過率が高い被膜ゆえのオリジナルカラーを損ねない硬質感のある艶と他の追従を許さない耐久性です。

特に耐久性はワックスはもちろんですが、ガラス繊維系コーティングをも大きく引き離す性能だと思います。被膜は限りなく薄いものの耐鉄粉・物理摩擦にも通常のコーティングより高い性能が感じられます。

忌むべくは、施工性や施工リスク、そして最大の敵はこの耐イオンデポジットという考えが私の中にありましたが、改めて実験してやはりその通りでした。

通常の洗車で落ちないとしても一般的に使われている水垢クリーナーの中でも強力なアルカリ・キレート系水垢クリーナーなら簡単にメンテナンス出来るのでは?という思いもむなしく予想以上に効果が感じられない始末。

しかしながら最近では酸性系の使い勝手のいいクリーナーを見つけまして新たな可能性を見出していましたのでRE-20というシリカ系の汚れにめっぽう強い酸性クリーナーを使用してみました。

結果はと言うと見ての通り予想以上の結果で綺麗さっぱり取れました(6枚目の画像)。除去率は9割以上で使い方によっては100%除去も可能かと思います。後で試したのですが硬化被膜に限らずガラス繊維系などの被膜に付いたデポジットにも極めて有効に除去できることが判明しました。

他の除去方法としては超微粒子研磨剤入りシャンプーを使用して物理的に削り落とすという手段がありますが、濃色車の場合は非推奨でギラツキが出ないとは言い切れません。また月に5回以上洗車の頻度がある場合は毎回使うには適していません。

ちなみに今回の実験はデポジットの認識力を高めるために今回の実験では色温度の高い5500K(ケルビン)相当の高照度LEDライトをほぼ水平(光入射角5度前後)照射して、パネルを正面にして確認しています。この確認方法がもっともイオンデポジットを認識できます。

今回のイオンデポジットに関しては若干の隆起があったため屋外自然光でも確認できる位の程度になってしまっていましたが、未施工面に関しては他の実験の時と同条件で大して目立たない状態でした。

どちらにしてもシラン系硬化型は水道水と反応しやすく、特にミネラル分が多い水質の井戸水などを使用した時に高温乾燥して出来てしまったイオンデポジットは、かなり強烈なのでメンテナンスできるケミカルがあるにしても十分に注意してください。

未施工面との比較など

未施工面に関しては水洗いで6割除去程度にとどまっています(画像3枚目確認)、しかしながら施工面に関しては未施工面より激しく取れにくい状態で3割程度の除去率という感じでしょうか?水垢落としを使った後も3割5分程度になったかな?と言う程度です。

なぜ未施工面より悪くなってしまうの?と感じられるかと思いますが事実被膜の相性の問題からか、耐イオンデポジットに関する性能は「当実験内容で行うと」悪くなってしまいます。(被膜も十分と安定期間をとっての実験です)

必ずしも屋外使用環境が当実験と重なるかと言うと、そうではありません。もっと過酷な場合もあるでしょうし、実験より緩い環境かもしれませんのでご理解ください。よって性能に関しては参考程度に考えてください。

以上G-hardの耐イオンデポジット検証の結果です。

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