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撥油出来るコーティング剤の実験
■コーティング剤の撥油実験
種類にもよりますが、本来油脂関係の物は塗装に展着してしまい汚れの原因となったり、汚れを取り込む要因となってしまう厄介なものです。コレは「汚れ」として認識されることも有れば、コーティング剤やワックスに入っている油脂の場合は「保護被膜」として認識されることも有ります。
カーワックスやコーティング剤の油脂展着被膜はムラにならずにキレイに仕上がること、含まれている油脂が酸化劣化しにくいことなどが挙げられ、「油脂」と呼ばれるものの中にも化学的に非常に安定しており事実上の半永久と呼べるものまで様々です。
この事を踏まえると必ずしも油脂が悪ではありませんが、汚れの原因となったり吸着要因を作るのもまた事実です。未だに一部のワックスやコーティング剤はこの傾向が強いものも見られますが、近年のガラス繊維系コーティングなどは本当に優秀な性能を持つ製品が出来てきました。
中には「油さえ弾く」と言う製品もありましたが撥水すら危うい感じでとても撥油性能を発揮できるものはありませんでした。しかしながら硬化系の一部では凄まじい滑水性能を持つ製品が存在し、施工方法によっては低粘度のオイルを撥油どころか滑油させる事が可能です。
以下動画を参照してください
撥油どころか滑油するコーティング被膜
一番最初に映っているのがエアツール用の潤滑オイルです。ピンボケで申し訳ないです。最初にかけているのが未施工部分(と言っても磨いてあるので水をかければ弱撥水・疎水状態です)
次に右側に行ってオイルをかけているのは施工部分、油が流れていくのが判ると思います。まるでフライパンのような状態の弾き方が確認できると思います。さすがに全ては流れ落ちず油滴になっていますが・・・。
もう一度未施工部分に戻りますが、コレが本来油が掛かった時の状態です。一方施工部分は油滴が残るのみの状態となっています。
最終的にもう少し見やすい画像を公開しておきます。
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上が未施工部分の画像。オイルが流れた後には油膜の展着残りが見られ曇った状態になっている。水であれば撥水出来る状態ですが、オイルは流しきれる状態ではありません。 下は施工部分、かけたオイルはほとんど流しきってしまい、残すは油滴僅かの状態。油膜の展着や曇りもほとんど見られません。 余談ですが、コレでもやはり完全ではありません。粘度の高い低温時のエンジンオイルなどは滑油出来ませんでしたし、撥油にも時間を要しました。 用は粘土(ちょう度)の高いグリスなどの付着(ハンドル下やミラー下)の汚れを流しきることは出来ないということです(当たり前か・・・) |
しかしながら、防汚性能と言う面で油分の除去が格段に楽である事は言うまでも無く、通常の洗車で油分の汚れが取れないような事はまず無いと思います。色々な意味での防汚性能を検証する必要がありそうです。
また、このスポイラーに施工したコーティング剤に関しては隠すつもりはありませんが諸事情によって公開できません、というかプロトタイプなので公開のしようがないのです。更に施工法に関しても実用域まで昇華できていませんので公開していません。
施工方法に関しては秘密ではないので聞かれればいくらでもお教えいたします。(メールでの返答とさせていただきます。)