超滑水被膜コーティングの実験


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超滑水コーティング剤の被膜形成方法などの考察。実験動画の公開。

■撥水は不利?されど滑水は有利

耐イオンデポジット比較実験でもあきらかになりましたが、やはりフラットパネルでは撥水性質の被膜の方がイオンデポジットが付きやすいという点は今のところ揺ぎ無い事実ではあります。

しかしながら被膜表面の状態、また撥水状態から水滴を滑らす性質があれば、あながち不利ではないかもしれません。限りなくフラットパネルでも少しの傾斜で滑水させる性質の被膜、走行風で限りなく水滴をゼロに出来る被膜。

こういったものを考えていくのも次世代なのかな?と思っています。私が親水被膜の方向に行かないのは様々な事情がありますが、ココでは多く語りません(2~3ページ書けそうです)

撥水OR滑水!?

私自身、滑水と撥水の違いが良く分からず「結局強撥水ならある程度滑水するんじゃないの?」と思っていましたが、どうやらそうではないようです。

面を水が滑水するには条件が3つほど挙げられます。そのうちコーティング剤の被膜によってどうにかできるのは2つです。コレをいかにして考えるかが滑水の条件です。

滑水させるための条件

接触角度と滑水条件 左の図に書いた通りなのですが、私が思うに同じ撥水状態でも水滴接触角度が大きいものほど、接面積が少なくなるので同じ大きさの水滴なら滑りやすくなると思います。条件1が水滴接触角度。

更に接面の摩擦抵抗が小さいほど水は滑り落ちていきますので、条件2は摩擦抵抗(摩擦係数)

よって水滴接触角度が高い超撥水状態で更に接面の摩擦係数が低い場合を超滑水被膜と呼ぶことが出来ると思います。

条件3は角度(重力の働くレベル)ですがコレはどうにも出来ません。

正直なところ滑水させる被膜がいいのか悪いのか分かりませんが、単に撥水している状態よりはイオンデポジットに対しても有利ですし、良いとは思います。

しかしながら、車にはフラット部分やくぼみが存在しますから超滑水状態といえども、水が掃けない部分は出てきます。そうなってくるとイオンデポジットがどう付くのか?と言う問題が必ず出てきますが、こういったときに親水に属する性質の方がいいのか、否かなどを考える必要が出てきます。

しかしながら親水状態と言うものは塗装が元からもつ弾く性質を壊す⇒艶に関して不利な方向に働く傾向があり、汚れに関しても塗装になじませる性質があるため、目立たないものの付いているという状態が生まれやすいように感じます。

それに対し下の動画のような被膜は大抵の水を走行によって除去することが可能で、油分の汚れなどを寄せ付けない強さ、耐傷、艶、洗車傷隠蔽などの効果を持っています。一体どちらが正解か?悩みどころではありますが常に検証して結果をみる事でいつか答えが出るかもしれません。


加工済みスポイラー
加工済みスポイラー
by coating

水の付かないパネル
水の付かないパネル
by coating


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