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スクラッチシールドの擦り傷復元動画


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日産純正の擦り傷復元塗装「スクラッチシールド」が傷を復元できるか検証した動画

■スクラッチシールドの擦り傷復元効果

スクラッチシールドとは?

日産いわく世界初の擦り傷が復元する塗装(コーティング)です。塗装というよりも付加価値製品に近い感覚がありますが、どうやら後塗りのコーティング剤などとは全く系統路線の異なる付加価値商品のようです。

塗装被膜は軟質で撥水性・艶に優れているらしく、塗装硬度を上げて耐スリ性能を向上させたり、ガラスコーティングが硬質皮膜を謳うのとは全く逆の方向性です。

軟質被膜は傷を復元する能力があるようで、時間が経つと・・・という説明ですが、どうやら熱による復元効果を利用した塗装のようです。

注意書きとしては塗装が断裂するような過度の傷は復元できないということなので、要は事故レベルの傷ではなく、日頃に付いてしまう洗車傷や拭き取りキズ、触った時についてしまう微細な線傷を復元するのが主目的のようです。

スクラッチシールドは本当に復元するのか検証してみる

眉つばものか?と思ってしまうほどの驚異的製品ですが、これが本当に効果が高いものなら、かなり興味をそそられます。視覚的に確認するだけでも実は体感できてしまうのですが、ここはやはり実験室的な動画を、ということでご覧ください。

スクラッチシールドの被膜が傷を復元する動画



ちなみに早送りではありません。リアルタイムでの復元なので僅か1分程度で完全に復元してしまったということになります。加熱温度は70度(放射温度計にて測定)

写真による復元前後の比較

スクラッチシールド実験パネル 動画の元となったパネルはワイヤーブラシで故意に傷をつけてあります。傷をつけた時の印象としては、傷がつきにくいという感ではないです。

ただ御覧のとおり、加熱後には視認でもインパクト大の復元効果があります。

復元しきれていない線傷もありますが、これはやはり復元限界はそこそこのレベルで存在するということになります。

しかしながらこのレベルで復元することが可能なら、驚異の一言です。通常付き得る洗車傷程度なら復元することが可能でしょう。

スクラッチシールドにデメリットはないのか?

完全無敵なスクラッチシールドに感じますが、デメリットはないのか?と考えるのが普通でしょう。確かに復元効果がある間はいいのですが、有機の軟質被膜が長期間にわたってその性能を維持できるとは、とても思えません。

硬化してきて復元能力が落ちてくるのは時間の問題なのでは?という懸念があります。さらに耐薬品やデポジットの性能はどうなのか?と塗装本体に対する耐候性が気になってきます。

あとは事故時の修復コストや板金工場の対応はどうなるのか?ワックスやコーティングの施工は?など難しい面も出てきます。気になる点はほかにもありますが、コレだけの性能を持った塗装だけに今後が気になります。


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