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乾式+部分加水施工(推奨)


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ほとんど全てのコーティング剤に対応した安全な乾式+部分加水施工の方法

■乾式施工の手順と利点

現段階私の知りうる中で、ほとんどのコーティング剤の施工に対応した施工方法になります。この施工方法の特徴は以下の通り。

作業中のイオンデポジット付着を防止する

従来の湿式施工方法は洗車後に水分を拭き取らずに濡れたまま施工する手法でしたが、作業中にガラスウィンドウや最後に施工する部分に関しては乾燥によるイオンデポジットができる可能性がありました。

コンパクトカーなら手早くできますが、ミニバンなどの大きな車はいくら簡単な施工方法と言っても時間はかかってしまいます。「濡れたまま施工で簡単!」は口で言うほど容易くないということです。

そこで通常の洗車を行った後に、拭き取りまで全て済ましてしまい、ボディーの水分を除去した状態、すなわち乾式施工と同じ状態からスタートして、無駄なイオンデポジットを誘発させないように工夫したのが乾式+部分加水施工です。

必要な部分だけ不純物の少ない水分を加水出来る

従来の湿式施工はボディーの部分部分で水分もまちまちで、加水される水分は水道水でしたが、この施工方法では使う水量は僅かですから「水」にこだわることができます。蒸留水などを使用してコーティングの補助をすることができるということです。

また加水は霧吹きなどで行いますが、夏場は多めに加水して施工性をよく、冬場は最小限にしてコーティング剤を延ばすためだけに使用して乾式に近い効果を得ることを可能としています。

水量調節によって施工性と乾式に近い効果を調整でき、なおかつコーティング剤の消費も最小限にできる施工方法といえ、半湿式も便利ですがコーティング剤の消費量を考えた時にこちらのほうが有利という結果が出ました。

脱脂工程を介入できる

通常湿式施工の場合は、石油系溶剤を用いた脱脂工程の介入は難しいです。と言いますのも水が付いた状態では油性である石油系溶剤は使用しにくいですし、何より湿式施工にならなくなってしまいます。

アルコールを用いた脱脂工程は湿式施工でも可能ですが、脱脂能力は水分があるため疎外されます。加湿乾式施工の場合は基本的にコーティング施工時にサポートとして水分を与えるだけで「乾式施工」なので、本格的に施工したいときに脱脂を普通どおり行うことが可能です。

乾式+加水施工方法の手順と要点

洗車方法等に関しましては割愛させていただき、洗車に関しては手洗い洗車方法ガイド、塗装トラブルに関しては塗装ダメージ、シミの対策 、足回りやホイールに関しては足回り・下回り洗浄など参考にしながら進めてください。

洗車が完了しましたら、水分を拭き取った乾いた状態から開始します。磨きや脱脂の下地処理の工程を入れる場合は、もちろん洗車後の今です。脱脂工程の重要性と必要性はリンク先参照。

施工にあたって用意するものは湿式で施工可能なコーティング剤、精製水などの入った霧吹き(拘らなければ水道水でもOKです)、塗りこみのスポンジ、仕上げで拭き取りを行うクロスです。

1パネル完結型施工でもいいですし、全パネル塗りこんでから拭き取りでもOKです。ナノ黒のように放置時間が必要な特殊なガラス繊維ケイ素系コーティングに関しましては1パネル完結はできません。

塗りこみが完了したら絞ったマイクロクロスで拭き取って完了させるか、水洗いを行って拭きあげるか、お好みで行って完了です。水分をほとんど使用しない施工方法なので乾式に近い効果があります。

そのため拭き取りで残りやすい傾向にありますので、極力コーティング剤を薄く塗り延ばすことがコツであり節約にもなりますが、それでも残って斑になるようでしたら水洗いで仕上げることをお勧めいたします。

工程的には湿式施工方法より面倒で、元はと言えば乾式で施工するナノ黒のようなガラス繊維系の施工性を向上させるために考えた施工方法ですが、結果として湿式推奨のコーティング剤もこの施工方法のほうが綺麗に効果高く仕上げることが可能です。

磨き。または

実は傷つき抑止力を最も考慮した施工方法である。

この施工方法は実は傷つき防止にも考慮した施工方法です。湿式施工は確かに手早くできますから時間的なメリットも大きく、水分があるので傷付き防止にも有利かと思われます。

しかしながらボディーに水分が残った状態は大気中の塵・埃を呼び寄せやすく、施工中にも実はかなりの量をボディー水分中に取り込んでいます。

その状態でコーティング施工をすることによって少なからず傷を作ってしまっています。乾式に関しては埃の吸着は濡れた状態よりも少ないですが「水分」と言う潤滑剤が無いため、傷を作り易くなっています。

しかしながらこの状態で水分を加えることによって潤滑効果も発揮できますし、何より乾式の状態のほうがボディーの状態を確認しやすいので加水する前に再確認できるのもメリットの一つです。


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