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黄砂対策のワックス・コーティング


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黄砂や降塵・埃が多い場合のワックス・コーティング対策に関しての解説

■黄砂対策に有効なワックス・コーティング剤について

石油系+カルナバワックスは避けた方が無難

現在のカーワックスはポリマーハイブリッド型が主流ですからワックス全般的に駄目だというわけではありませんが、普段ワックス派のユーザーさんもコーティング剤を推奨します。上掛けでも簡易施工でもそれなりに効果を発揮できると思います。

どうしてもワックスを選択する場合は、艶重視のカルナバ高級ワックスからフッ素ポリマーとのハイブリッドワックスに変えてみるなどの対応で若干の変化があるかと思います。

黄砂の粒子が非常に細かい影響か、石油系溶剤とカルナバを主とするワックスはかなり呼び込みやすく定着してしまう量が多いような感じを見受けます。実際にパネルによる実験では呼び込む量も、エアブローで飛ばした後残る量も多くなっていました。

私もワックスの良さは十分に承知していますし、ZYMOLSWISSVAXの艶に憧れたりもしますから決してワックスがコーティング剤に劣っているとは思っていません。ただ適用適所で、この季節に関してだけ防汚性能を優先したほうが良いような気がするというだけです。

ということで有害物質を含む黄砂を呼び込みやすく、被膜内に閉じ込んでしまう可能性の高いワックスに関しては期間限定でも避けて、簡易でもコーティング剤を洗車の度に施工したほうが塗装にとっていい環境になるかと思います。

■推奨のコーティング剤は?

硬化系ガラスコーティング

コーティング剤の被膜は100分の1μ単位、もっとも厚くても1μに満たない被膜ですので硬化系といえどもその硬さに関しては、物理的な力(擦りや飛び石)に対して何ら効果を発揮しませんが付着物に対してはかなり高い効果を発揮できます。

よって1番効果的であるのは硬化系のガラスコーティングで1液硬化型で施工リスクが比較的低いG-hardSG-1のシラン系、扱いの若干難しい2液硬化型のグラスガードなどが有ります。

他にも業者用ですとシロキサン系(1液湿分硬化型)、シラザン系(溶剤触媒1液硬化型)などがありますが詳しくはボディーコーティング種類判別表などで一覧してください。

しかしながら硬化型は1度施工する剥がすのが困難なうえに特有のデメリット(施工リスクやイオンデポジット)も抱えています。防汚や耐久だけでなくトータルで見る必要もあるので難しい所です。

ガラス繊維系コーティング

施工リスク・艶・防汚性・簡易性・コストパフォーマンスでバランスしているのがガラス繊維系です。一部のハイエンドモデルを除き、突出してコレが素晴らしい!という点も無く耐久性も硬化型に劣りますが、最も使いやすく落ち着いてしまうのもまた事実です。

こういった季節がらで簡易的にコーティング剤にシフトする際にも便利です。ワックスの上に塗ると斑になるものもありますが、ブリスXクリスタルガード・ワン当たりが無難です。防汚性能がよく施工性の良いプレストコートも良いかと思います。

ワックス並の艶を維持したい場合はナノガラスブラッククリスタルガード・プロがお奨めです。ただしコスト的には高くつきますので、ちょっと試してみようかな?という気軽な気分は出ないかもしれません。

簡易型コーティング剤

ワックスからの短期乗り換えなら実は一番推奨できるかもしれません。施工性も良いタイプが多いですし、耐久性は軒並み低いですが、価格も抑えられていますからそれなりです。

賛否両論ですがコスト面でも優れるファインクリスタル 、低撥水とツルツル感の気持ち良いPG1シルバー、こちらもコストパフォーマンスが高く使い勝手のいいダイヤモンドプロコート、などなど低価格で簡単に施工ができ短期保護を目的とした製品が中心です。

カルナバ配合でエマルジョン化(乳化)しているゴールドグリッターも候補として挙げられますが、防汚性で微妙な点があるのと、この辺りの価格だとガラス繊維系に手が届きそうな点から第二候補という感じでしょう。

以上簡単になりますが黄砂対策のワックス・コーティング剤に関する私の見解です。


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