リアルクリスタルの艶を比較検証


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実車に近い状態のテストパネルにリアルクリスタルを施工した時の艶光沢を比較

■リアルクリスタルの艶を比較検証

今回の実験はボディーコーティングの艶・比較実験の内容に基づいて実施します。簡単に説明しますとコンパウンドで適当に磨いたバフ目の残った状態(洗車傷などを模した)でパット見は艶があってキレイな状態に仕上げたテストパネルを使用します。

そのパネルを半分に区切って重ね塗りで施工。2回施工後の艶と、未施工部分の艶をグロスチェッカーで測定比較、さらに区切る為のマスキングテープを剥がして目視で比較検証します。

リアルクリスタルの艶・光沢の比較検証検証の様子

実験パネル光沢度 それではリアルクリスタルの比較検証を実施します。磨いた後のパネルの光沢度は98です。

98と言う数値ですが、かなり磨きこんでも102~105くらいがこのパネルの光沢限界ですから、もう少し光沢復元の余地はあるという感じの状態です。

傷や磨き目が残っており必ずしも「きれい」と言う状態でも有りません。グロスチェッカーはここまでは認識しません。
施工後の光沢度 このパネルに、リアルクリタルを2回施工します。施工方法は指定の施工方法である乾式施工です。(実験では湿式施工も可能であるということが判明していますが)

結果は99ということで誤差範囲内の僅か1ポイント上昇でしたが、一応変化は見られました。
未施工部分との比較 画像では確認しにくいですが、硬化系の場合はマスキングテープ付近にどうしても残りが出てしまうため、境界としては確認しやすくなっています。

艶の変化としてもソコソコ感じられるようで、ガラス繊維系などの極端にコントラスト差が出る感じではありませんが、艶感は悪くないと思います。


リアルクリスタルの艶・光沢比較総評

今回のテストパネル光沢度は98と言うことで今回の実験のパネルの中では低めの光沢度のパネルです。そのためか結果としては他のコーティング剤でほとんど変化がない状態でしたが、+1を記録しています。

+1程度ではハッキリ言って誤差範囲内であり、コート剤の効果によって明らかに光沢が向上したとは言いにくい物の、3枚目の画像の未施工部分との比較では、やはり艶を感じましたので、それなりの効果があったものだと思われます。

リアルクリスタルG-hard、SG-1のような1液のシラン系常温硬化型ガラスコーティングの場合は、IPAが溶剤となっており、施工時にマスキングテープに染み込み若干影響を与えてしまうようで、テープ下を若干変色(糊のこり?)させてしまうので、その点も加味して見てください。

また艶や傷消し性能などの性能全般において、施工時の放置乾燥時間を引き延ばすことによって効果向上を狙うことができます。ただしこの方法は非常にリスクを伴ううえ、気温・湿度・液剤自体の熟成などを総合的に判断して放置時間を割り出さないといけないため難しいです。

液剤の熟成に関しては「硬化系コーティング熟成による自然硬化」をご覧ください。

今回の実験に関しては一定以上の艶を持つ(実車状態を模した)場合の塗装に施工した場合の比較検証結果です。コーティング剤の性能に置いて「艶」は重要で すが本来の目的のひとつである防汚性能、価値を考える為のコストパフォーマンス等も考慮してコーティング剤選びをすることをお奨めいたします。

いい艶=いいコーティング剤とは限らないということです。あくまでも選ぶときの一因としてお考え下さい。硬化系は耐イオンデポジットなどの問題も抱えています。

以上リアルクリスタルの艶に関する検証結果でした


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