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ソフト99トライズの耐イオンデポジット検証


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ガラス繊維ケイ素+レジンポリマーのハイブリッド、ソフト99TRIZの耐イオンデポジットの検証。

■ソフト99TRIZの耐イオンデポジット検証の様子

実験パネルの温度 以下の内容は耐イオンデポジット性能比較のリンク先に基づいてTRIZ(トライズ)の実験を開始いたします

霧吹きにて汲みたての水道水を加水する前に加熱した実験パネルの温度を測定しておきます。当実験のパネル温度は79.5℃です。
トライズ施工部分・未施工部分比較 霧吹きで噴霧していますのでどんな面でも必ず撥水のような状態になってしまいご覧のような無残な水垢の痕が付いてしまいます。これは実験のためなので故意にこういった状態を作っています。

未施工部分に関しては弱親水状態で歪な輪シミ、施工部分は若干撥水があるので丸い跡になりました。
水垢付着状態 水洗い洗車を想定した水拭きを行いましたがやはり完全にデポジットは取れてはくれません。いい感じでLEDの光がイオンデポジットを浮き上がらせています。

未施工部分のイオンデポジットは、平均的な感じで7割前後の除去率、形が歪なので目立ちにくいですが、残ってはいます。
水垢付着状態(トライズ施工) こちらも水洗い洗車後です。輪シミの淵が白く残っているので未施工部分より遙かに目立つ感じはします。また円形なので目立ちやすいというのも大いにあるでしょう。

TRIZは撥水を売りにしているわけではないですが、初期の撥水は(ガラス系では)比較的強いのでこのような跡が目立つようです。しかしながら意外と耐性が無いことが判明しました。
水垢落とし使用後(施工部) アルカリ系水垢クリーナーを試してみたところ、かなり効果が高かったので、犠牲的な役割は受け持ってくれているのかな?という印象を持ちました。

しかしながら、何やら被膜感もなくなってますので、クリーナーでリセットをかけてしまうと再施工が必要かもしれません。


トライズの耐イオンデポジット比較実験総合評価

TRIZ(トライズ)はガラス系(ケイ素系)と他のポリマーであるレジンをハイブリッドさせたポリマーコーティングで、他にもケイ素+レジンをハイブリッドさせたコーティングとして他社ですがHR-1という製品がありますが、これとは全く様相の異なるコーティング剤です。

実験に関してですが、意外と水洗い洗車後のイオンデポジットの除去率が悪く、硬化系の一歩手前くらいの除去率の悪さでした。デポジットには強そうだな~なんて思っていたので少々意外でした。


施工性のいいコーティング剤で、伸びも良く、斑にもなりにくいので密かに簡易的コート剤としては気に入っていましたが、重ね塗りなどのコーティング被膜積層には閉じ込みに注意が必要になってきます。

ただしアルカリ系水垢クリーナーを使った後の画像を見ていただくと分かるかと思いますが、クリーナー使用時の取れやすさに関しては秀逸で、水洗い後からクリーナー使用後の変化はポリラックシリーズや零三式シリーズと同等くらいで非常によかったです。

ただし写真に写っていない部分で数か所、残りが多い部分なども確認されてはいますが、しつこく除去剤を使えばかなり除去率は高いです。

またこのような強力なクリーナーを使った場合には、被膜もかなり落ちてしまっているようで、ケミカルに対する耐久性は低い部類でしょう。逆に簡単に除去できるということは利点でもありますので、簡易的に使用するコーティング剤としては大きな問題ではないでしょう。

他のメンテナンス方法として微弱な研磨系を掛けてリセットという方法も有効ですが、非研磨系で落ちるうちは、非研磨系のケミカルで除去するといいと思います。

この実験の場合初期性能においてのデポジット耐性になりますから、耐久性に若干何のあるTRIZに関しては、この犠牲的な効果がいつまで持つかが重要であり、場合によっては、犠牲膜的役割が減退するかもしれないので注意です。

気になった時には研磨剤の力を借り、それ以外では使わないと言うのがバランスの取れた1番のデポジット対策方法かもしれません。

ちなみに今回の実験はデポジットの認識力を高めるために今回の実験では色温度の高い5500K(ケルビン)相当の高照度LEDライトをほぼ水平(光入射角5度前後)照射して、パネルを正面にして確認しています。故意にデポジットが目立つ照射で分かりやすく浮き出させています。

未施工面との比較など

未施工面に関しては水洗いで7割除去程度にとどまっています(画像3枚目確認)、施工面に関しては体感5.5割程度で未施工面よりも明らかに悪い感じでハッキリとデポジットが浮いてしまっている感じです(屋内光源)

しかしながら未施工面と比較して、クリーナー使用後は圧巻の90%の除去率で屋内でも高照度の光源を使わないと確実に見えないレベルです。クリーナー使用時の落ち方、これは明らかに未施工面と比較して良好でした。

結果として水洗い後の見た目が未施工部分を下回ってしまったのは残念では有りますが、何が反応して水洗いでの除去性能を悪化させているのか不明です。熱耐性がない?のでしょうか?

実験状況としては真夏に走行後、キンキンに暑くなったボディーに一瞬の通り雨が・・・というシーンが思い浮かびますが、実際はソレよりも悲惨で実験に使っているのは汲み置きしてない水道水。雨は塵が混じりますが一応蒸留水なので、考え方によっては実験は凄く過酷です。

当実験の結果についての性能に関しては環境(保管状態・天気・地域公害・汚染状態)によって大きく異なるため参考程度に考えてください。

以上がTRIZ(トライズ)の耐イオンデポジットに関する実験検証結果でした。


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