This page:洗車コーティング実験室 TOP > 自動車コーティング剤比較実験 > Diaglanz SG1の評価 > SG-1の耐イオンデポジット検証
SG-1の耐イオンデポジット検証
シラン系硬化型ガラスコーティング、カーシャインSG1の耐イオンデポジット性能
■カーシャインSG-1の耐イオンデポジット検証の様子
![]() |
以下の内容は耐イオンデポジット性能比較のリンク先に基づいてカーシャインSG-1の実験をさせていただきます。 霧吹きにて汲みたての水道水を加水する前に加熱した実験パネルの温度を測定しておきます。当実験のパネル温度は81.5℃です。 |
![]() |
霧吹きで噴霧していますのでどんな面でも必ず撥水のような状態になってしまいご覧のような水垢の痕が付いてしまいます。 なんとなくですが、画像で確認する限り未施工部分の方が酷く見えますが・・・・施工部分に関しても、デポジットの淵の部分に関しては結構酷い状態です。 |
![]() |
水洗い洗車を想定した水拭きを行いました。小さめのデポジットはほとんど除去できました。除去率65%程度と言ったところでしょうか。 この程度取れていれば、屋外光源(太陽光)でイオンデポジットが目立ってしまうレベルではなく、よく見れば分かるかな?程度で、自分しか分からないレベルです。 |
![]() |
こちらも水洗い後です。未施工部位と比較すると、大小関わらずイオンデポジットが取れておらず、結構目立つ感じです。 水銀灯や屋内蛍光灯で良く確認できる、白淵のデポジットですが、このレベルでも積層しない限り屋外で目立つ事はないでしょう。しかしながら硬化系はやはり不利ですね。 |
![]() |
例の如く、アルカリ水垢クリーナーで除去を試みましたが、ほとんど除去できず、硬化系で特にシラン系に効果の高いRE20酸性クリーナーを使用した後の画像が左です。 酸性クリーナー使用時の除去率は非常に高く90~95%の除去率で、ここまで除去できるなら、まあ安心できるかな?と思います。ケミカルダメージのリスクは少なからずあります。 |
カーシャインSG-1の耐イオンデポジット比較実験総合評価
SG-1はG-hardやリアルクリスタルと同様の1駅硬化型シラン系のガラスコーティングです。主な反応は熱と湿分で、これらを促進すれば、硬化スピードも上がることが確認されています。
実験でも軒並み耐イオンデポジット性能は悪く、撥水性を示さず、むしろ親水性に近い属性にもかかわらず、イオンデポジットが付きやすく、ついたら取れにくいというのは同系コーティング剤でも同じ結果で、上の実験画像のとおりです。
この実験とは相性が悪いので、いかにも施工したら必ずデポジットだらけになる印象が残ってしまう実験結果ですが、実施工では水道水ではなく、降り注ぐのは(地域によって異なりますが)純水に近い「雨」ですから、ここまでのイオンデポジットは、そうそう付きません。
逆に水道水放置乾燥させると、特に実験のような高温時には同程度のイオンデポジットが付くことを覚悟しなければなりませんから、洗車時の乾燥、洗車場や自宅の水質には十分注意です。
ミネラルや異物を含む地下水のくみ上げ(井戸水など)や温泉街の近くなどは危険なので、水質をある程度選ぶ必要も出てきます。硬水は洗車には向きませんし、シラン系はなおさら相性が悪いです。
と言うことでアルカリ・キレート系水垢クリーナーの実験項目に関しては、画像掲載がありませんが、除去率は5~10%向上しただけで除去には至らず変化も少なかったため5枚目の写真は「酸性系クリーナーのRE20」を使用後です。
シラン系の効果型コーティングは、酸性系のクリーナーが非常に有効で、SG-1を販売している同社カーシャインのRE20が安全に使用できるクリーナーの一つです。PCSのデポジットクリーナーも優秀で、今のところケミカルダメージが大きいという感じはしません。
ただし酸性系のクリーナーは少なからずリスクがある製品だと言うことを認識し、適当に使用するような事がないようにしたい製品です。以上結果概要ですが・・・
ちなみに今回の実験はデポジットの認識力を高めるために今回の実験では色温度の高い5500K(ケルビン)相当の高照度LEDライトをほぼ水平(光入射角5度前後)照射して、パネルを正面にして確認しています。故意にデポジットが目立つ照射で分かりやすく浮き出させています。
未施工面との比較など
水洗い前は大きな違いがありませんが、水洗い後にはハッキリと差が出てしまい、細かいデポジットの除去率が悪く、未施工部分65~70%除去に対し、施工部分は55~60%除去と言った様子です。
アルカリクリーナー使用後でやっと未施工部分と同等程度かちょっと悪いくらいでした、しかしながら酸性クリーナーを使った後は、被膜も剥げていそうですが90~95%の除去率を誇りました。
以上カーシャインSG-1の耐イオンデポジット比較実験の結果でした。




