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鉄粉除去の方法(やり方)


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鉄粉除去の作業方法とコツ。各ケミカルや粘土の特徴を交えた作業要領です。

鉄粉除去の作業要領とコツ(要はやり方です)

コストを考えると粘土クリナーだけで仕上げてしまうのがベストなんですが、この方法だと繰り返すたびに目に見えてスクラッチが増えて、月に一回ペースで掛けようものなら、1年後には洗車傷ざっと10年分・・・なんて憂き目もあり得ます。

よって傷を気にするユーザーさんには、基本としては粘土は使わない方向がいいのですが、国道メイン走行や高架橋付近なんかでは鉄粉被害が多く、事実として私も鉄粉被害は免れない使用環境です。

こういった鉄粉被害に遭い定期的に除去しなければならない環境の場合は、洗車後にケミカル系の鉄粉除去剤で浮かせたあと、溶解除去出来なかった分を粘土クリーナーで丁寧に除去していく手順をお勧めします。

除去剤(ケミカル)を使う場合のコツ(作業方法)

鉄粉除去剤使用のコツですが、ケミカルを使うのは乾燥を防ぐため、ある程度湿度があり、直射日光のない環境。すなわち夜や早朝、曇りの日、小雨くらいならかえって良い環境かも知れません。タイミングは洗車後(粘土を使うときに余計なものを噛みこませるから)がベスト。

溶剤の強さによって放置時間は異なるので、購入したケミカルの説明書に従う。撥水の強いコーティングを使用していると満遍なく行き渡りにくいので撥水が落ちてきた辺りが狙い目。また次処理前に微粒子研磨剤入りのシャンプーなどで撥水を弱らせるのも手です。

一定時間放置したら塗装面に残らないように流水で流します。一通り流し終えたらスポンジやマイクロクロスで加圧せずに撫でてやると、残っていた取れかけの鉄粉などが除去できます。ただその後に粘土クリーナーを掛ける予定があれば余計なことはしなくてもOKです。

鉄粉除去剤について

ケミカルである鉄粉除去剤の危険性などは洗車方法洗車用品の徹底解説鉄粉除去剤の解説に記載されていますが、数多く存在する鉄粉除去剤の中からどうやって選んだらいいのか?という問題が出てきます。

カー用品店などで売られている製品は価格もそこそこ安くて使いやすいですが、安全を考慮した仕様なのか効果的には物足りないのが現状です。そこでプロの業務用をアレンジ他製品を購入したいところです。

私が使った感じでは、何気に使い心地や効果が異なったので紹介しておきます。アクアウィングさんのアイアンフロートはコスト的にも効果もソコソコでバランス型。

洗車の王国さんのアイアンカットは効果強烈。プロ仕様そのものと思われます。価格も結構・・・。SHIFTさんの鉄粉除去剤は最近使った見たのですが、効果的にも高く添加剤のせいか、撥水皮膜でも満遍なく親水化して行き渡り、乾燥が遅いのが特徴です。

コスト重視ならアイアンフロート、作業性と効果を重視ならSHIFTさんのアイアンダストリムーバーがお勧めです。SHIFTさんの製品が使いやすい理由としては元が販売店ではなく施工店ですから、使いやすさに関しては考えられているのでしょうね。

粘土を使用する場合のコツ(作業方法)

軽度の鉄粉被害であれば、ケミカルに完全依存でも構わないと思いますが、ソコソコ多く鉄粉被害に遭っている場合の除去に粘土は欠かせないアイテムになると思います。

コツに関してはケミカルより多いので注意が必要です。まず粘土を塗装面に当てれるような形に変形させて使いますが、冬場だと硬すぎますし、夏場だと保管場所によってはかなり柔らかくなってしまいます。

硬い場合はバケツにお湯を用意して作業します。冬場は一回お湯につけて柔らかくなっても、ボディーに当てているとすぐに冷えて硬くなるので、折り返す度にお湯につけて形を整えやすくします。

夏場に関しては逆に使いやすいですが、熱くなりすぎた場合は一回水につけて締めてやった方が使いやすくなります。基本的に夏場の方が粘土は扱いやすいです。

粘土をボディー面で滑らす時は水を流しながら、加圧せずに粘土の自重だけで滑らします。手は添えるだけで鉄粉が取れないからと言って擦るなんて以ての外です。ボディーに粘土の油分が付着して作業性が悪くなったり、深い傷を作ったりします。

鉄粉の付着具合にもよりますが、20~30cm四方を1ブロックとして、鉄粉が取れたら粘土を折り返しながら、接触面に鉄粉が残った状態で作業をし続けないようにするのが傷を作らないためのコツです。

意外と時間がかかる作業で、水を流しながら行う作業なので、流れた水分の乾燥などによるイオンデポジット発生の二次災害を防ぐために、夜間や雨天時に作業をするのがオススメな作業です。

鉄粉取り粘土について

トラップ粘土なんて言い方もされます。粘土なんて何を選んでも同じでしょ?と思っているかもしれませんが、そうではありません。何せ「粘土」なんで粘土そのものに研磨性がありますから、全ての車において全ての状態で同じ粘土が適しているとは到底言えません。

使用頻度的に高くない粘土をたくさんの種類揃えるわけにもいきませんから、ハードタイプとソフトタイプの2種類を揃えておきましょう。

SHIFT製の粘土を例に挙げますが、ハードタイプのイエローが虫やミストやガッチリついてしまった鉄粉用で、作業効率・除去能力を求めるときに使用します。また夏場はソフトタイプの粘土が軟らかすぎるのでハードに依存してもいいかと思います。

ソフトタイプ(ブルー)は新車用となっていますが、要は柔らかいので埋没性が良く、鉄粉や異物を除去した際に埋まりがいいので傷つきにくい、といった代物です。粘土が硬くなって使いにくい冬場は重宝するでしょう。夏場は作業効率こそ落ちそうですが、なるべく傷をつけたくない場合は必要でしょう。

ということでハード&ソフトの2個セットを持っておけば良いかと思います。


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