水垢スポットクリーナー


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リンレイ「水垢スポットクリーナー」の除去性能、下地処理剤としての使い勝手など

水垢スポットクリーナーの性能評価

性能概要

製品としては結構有名で、ホームセンターからカーショップまで色々なところで見かけます。金額も私のようなマニア層が購入する製品に比べると随分とリーズナブルで販売店によって差はあるものの700円前後で購入できます。

この製品は製品名の通り「水垢」を除去する製品ですが、重要な部分として研磨剤を含んでいないという点が挙げられます。研磨剤に依存せず薬剤の力で分解除去できるのでソリッドブラックを始めとする研磨剤にはシビアな濃色カラーにも対応できるという訳です。

成分表示としては非イオン系界面活性剤、アルカリとなっており、液性は弱アルカリ性です。水垢分解成分MCA配合と書いてありますがMCAが何なのかは不明です。

成分表記に「アルカリ」とありますのでその部分を指しているのかもしれません。アルカリ性の物質は洗浄・脱脂に優れた性質を発揮するのでMCAとはアルカリ性の洗浄成分の何かかな?と思っています。

水垢除去・分解能力について

塗装の表面がチョーキング(粉吹き状態)になっていなければ、まずたいていの水垢は除去できてしまいます。チョーキングを起こしてしまい、塗装に水垢が染み込んでいる場合は落ちが悪いです。こういった場合は研磨剤を含んでいる製品の方が強いです。

なお、ここで言う「水垢」とは、一般的にバンパーやミラー下、ドアハンドル下の黒い縦じま模様。汚れ・油分を含んだ水が垂れて乾いたあとを指し、水滴が乾いてできる輪染み(イオンデポジットやウォータースポット)のことではありません。

イオンデポジット(水滴輪染み)の除去性能

下にかかっているワックスやコーティングの性質によって随分と除去の具合が変わってきます。油性のポリマーコーティングや一部のガラス系・ガラス繊維系コーティングに関してはイオンデポジット除去性能もいいです。

これはコーティングの防御能力による性能と判断するか、スポットクリーナーの性能と判断するか微妙なところではありますが、事実として普通のシャンプー洗車と比較して明らかに落ちが違うことを確認してはいます。

ただ正直イオンデポジットに関しては、完全除去と呼ぶのは難しい状態の時が多く、除去性能として満点はあげられないところです。硬化系のガラスコーティングなどに関しては、ほとんど効果を示さない場合もありました。

攻撃性

上にも書きましたが、研磨剤を使用していないクリーナーなので、全色磨き傷などを気にせず使用することができます。非研磨という事で攻撃性は皆無なのか?と言うとそうではありません。

「弱」といえどアルカリ性なので、塗装にどの位影響があるのかは確認できていませんが、コーティング被膜に関して言えば、硬化系ガラスコーティング~ワックスまで影響は結構大きいといえます。

メンテナンスは必要なのでこの手のクリーナーは必要不可欠と言っても過言ではありませんが、被膜が強靭であるとされている硬化系コーティングの被膜にも影響がソコソコあります。

液材が付いている時間が長かったり、乾燥させてしまったりすると影響は小さくないので、美観より被膜保持を気にするユーザーさんは気をつけましょう。

下地処理・脱脂能力

1~3ヶ月に一度のメンテナンス用としては使えますが、下地処理の最終工程用としては約不足で洗浄能力・脱脂能力共によく言えばバランス良く高いのですが、悪く言えばどちらの性能もフィニッシュ用として使えないレベルです。

ワックス被膜を完全除去するには至らず、除去能力重視ならばシリコンオフ・ワックスオフなどの溶剤系統を使うべきです。イオンデポジットに関しても同系のクリーナーでもっと強力な製品がありますし、さらに上位の酸を使ったクリーナーや研磨剤にはかないません。

バランス良く軽微な程度の汚れや水垢を除去したい場合に有効と言えます。


性能評価採点

リンレイ 水アカスポットクリーナー

 

 

総合得点 21.5/30

ホームセンターなどでは700円前後、ネット通販の場合は500円くらいでありますが、送料を考えると高いので、ついで買い以外ではカーショップやホムセンで購入した方がお得。

イオンデポジット除去性能 3.5
水垢除去性能(縦じま模様) 4.0
脱脂性能 3.0
施工性 3.5
塗装への攻撃性 2.5
コストパフォーマンス 5.0

以上主に書かせていただいた感想、点数は実験によるものではなく、私個人が使ってみた感じを直感的に表したもので正確な評価ではないと思ってください。あくまでも参考までに。

以上リンレイ 水アカスポットクリーナーの評価とレビューでした。


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