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洗車機と事故について


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ガソリンスタンドやカーディーラーに設置されるセルフ型洗車機と事故について

セルフ型洗車機

セルフ型洗車機は門型洗車機の正面左右の(通常右側が多い)コントロールパネルであらかじめコースを選択し、スタートボタンを押すことによって選択コースどおりに自動で動く洗車機です。

セルフと言っても選択するだけでコースどおりに動くのである意味フルサービスとも言えますが、コースの中には手洗い洗車ができるように水やシャンプーを最初に噴射→手洗い→再度スタートボタンで濯ぎ→ブロワ(高圧エアによる水分飛ばし)という工程が設定できるところがセルフ型と呼ばれる所以かと思います。

このため手洗いを売りにしたり、コーティングに力を入れているSSやカーディーラーや用品店では、スペースの関係もあるとは思いますが、ドライブスルー型洗車機よりもセルフ型が多く普及しています。

問題点や事故発生の可能性

大抵は人的な被害よりも車を傷つけてしまう物損事故が大半を占めます。セルフ型洗車機のコントロールパネルには車両形状(乗用車・ワゴン・RVなど)と付属パーツ(リアスポイラー、フェンダーミラー、バックドアスペアタイヤなど)が有るかを選択できます。

他には後付けのポールアンテナやフェンダーポールなども設定をする必要がありますが、これらの設定をしておかないと洗車機のブラシがよけてくれずに付属物を破壊してしまうことがあります。

もっとも実は洗車機には(車ボディーの横シルエットの)障害物を検知するセンサーがありますので大半は自動でよけてくれるのですが、アンテナなどの細いものや出っ張りの大きいものは事前に設定しておかなければ破損させてしまう可能性が高くなります。

人的な被害について

このように物損事故が多いためなのか車を破損させないためのセンサーは門型の内部を検知しているのですが、外部には障害物があっても反応してくれないものがほとんどだと思います(少なくとも外部障害物を検知して緊急停止する機能を知りません)

要はレール上の何かを踏んでしまった時や洗車機が動いている間に洗車機に何かが当たっても結構強引に進んでいきます。ある程度の力が加わったときには緊急停止しますし、緊急停止ボタンの操作性もとっさに押せるので良好な仕様にはなっています。

ただ門型洗車機は重いので何かが挟まったときに緊急停止するとしても、相応の力が加わった後にしか止まらないので、挟まったときには物が破壊されているケースがほとんどです。それが人であっても相応のダメージを受けてしまいます。

例えばセルフ洗車で門型洗車機の稼働中に車のドアを開けて物を取ろうとする。自動でリバースしてくる門型洗車機と車のドアに挟まれてしまうというケースを私は幾例か知っています。

また場所の制約の関係で敷地内の端に設置される洗車機の場合、人の体の向きによっては上手く挟まってしまうような場合もあり、そのような設置をされているケースも決して少なくはないはずです。

どうして起こってしまうのか

セルフ洗車機でも自動運転している間には手を出さないので人身事故が起こることは少ないと思いますが、セルフ手洗いモードの場合は洗車機が水を噴射しながら動いている間に、動きに合わせて手洗い洗車していくという方法が時間効率が良く、おそらく業界ではセオリーでしょう。

少なくとも私もそういった方法で洗車をしています。ただし洗車機がある方向に体を向けていないと反転して帰ってくる洗車機にぶつかってしまう事があるので、私の場合は常に洗車機の方を見ながら仕事をしています。

かくいう私も、洗車機に後ろを向けたまま手洗いをしていて帰ってくる洗車機にぶつかった経験があるからです。幸い怪我や事故にはなりませんでしたが、設置場所、作業方法などの要因が絡み合うとこのような事故は起きてしまうのだと思います。

また重篤な事故になってしまうか否かの分かれ道に、緊急停止する条件。すなわちどの位の力が加わったときに緊急停止するか?この辺りも洗車機によって異なるのか?重要な部分になってくると思います。


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