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火山灰対策の洗車とコーティング


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火山灰が降ってもいつかは洗車しなければいけません。洗車傷対策の洗車方法について

■火山灰が降灰した時にどんな対処が出来るか

粒子が鋭利である火山灰が降灰している状態で洗車をしたり、ボディーを触れば傷が付くことは確実です。が、降灰が続く間全く洗車をしないというのも無理な話ですし、放置したら放置下で降灰後の雨などで強烈なデポジットを量産する可能性もあります。

ということで出来る限り洗車傷を作らない方法で洗車をするのが一番車の美観を保つにあたって重要かと思います。いくつかポイントをまとめてみましたので参考にしてみてください。

管理人の住む地域は降灰の可能性がないとは言えませんが今までそういった被害はないので、「黄砂」のような感じで「想定の中での対策と方法」書かせていただきます。

1、火山灰が少ない日を選ぶ

粒子径が大きいうちは風向きも問答無用である程度の降灰があるかと思いますが、小康状態では風向きが大きく関係してくるかと思います。こういった風向きや火山活動の状況によって火山灰が少ない日を狙い打って洗車することをお勧めします。

洗車の時に天候や時間帯を熟慮するのと同じ感覚ですかね。

2、高圧洗浄機の力で粒子径の大きい灰を流し落とす。

黄砂と大きく異なる点はその粒子形だと思います。火山灰も細かいものは細かいと思いますが黄砂に関しては遥か中国大陸から風に乗ってくるほど細かい砂です。

「砂」と言いますが、実際問題の分類的には泥と呼べるほど小さい粒子径で5~10μとも言われています。もちろんこの粒子径でも傷が付くので問題になっているのですが、コンパウンドでも同程度の粒子の製品があるので、そんなに大きな顆粒と呼べるほどの大きさではありません。

一方火山灰は細かいものはミクロン単位からあるとは思いますが圧倒的に粒子径が大き、く明らかに肉眼で粒子を確認できるほどのものもあります。

こういった粒子の大きいものに関しては黄砂のように細かくこびりつくような場合と異なり、「高圧洗浄機による洗浄」が非常に有効で、ノンブラシ洗車も吹き飛ばすには有効な手段です。とにかく洗車導入時に出来るかぎり水の勢いで除去することが肝になってきます。

火山灰対策の洗車傷の防止の大半はここで行うと考えていいでしょう。

3、洗車方法と道具

そのあとは通常の洗車行程に移るわけですが「減圧洗車」を意識して出来る限りスポンジ面の面圧を低くし、汚れがひどい場合はスポンジを往復させずに単方向(一方)にして流し落とすようなモーションを心がけましょう。

異物の逃がしにおいて懐が非常に深い「ムートン系の製品」を使用するのも有効かと思います。

このようにシビアな環境になると「洗車道具選び」も大きな影響があると思います。PVAスポンジやセルローズスポンジも素材そのもののボディーへの優しさという面では非常に良好なのですが、「硬質粒子がボディーに乗っている」という前提の場合は製品のコシが強すぎて面圧が高くなる恐れがあります。

さらに素材的に「異物の逃げ」になる部分が不均一で製品によっては危ないものもあるでしょう。セルロースやPVAは洗車後の異物がない状態の時にこそその性能を発揮できる素材だと思います。

降灰中に関しては洗車は行わないに越したことはないのですが、少ない日を狙ったとしても、風向きの気まぐれや周囲に積もった灰が再付着する可能性は非常に高いのでPVAや合成セームなどの素材のクロスはやはり避けた方がいいでしょう。

拭き取り効率はPVAより劣ってしまうと思いますが、マイクロファイバークロス・セルロースクロスなどで拭き取りましょう。(補足リンク・水分拭き取りクロスの比較)素材に関しての解説があります。

4、洗車後の保護について

正直行うか、行わないかは状況次第になると思います。少しでも降灰の可能性があるならば乾式施工のワックスやコーティング施工はやめておいた方が無難です。洗車のように濡れた状態ならともかく乾いた状態での作業は非常に傷が付きやすいです。

コーティングを施工するならば出来るだけ短時間で湿式施工、それも水分を拭き取りながら施工できるようなタイプが好ましいです。簡易型のガラス系タイプではこのような施工ができるタイプが多く、メンテナンスも同時に兼ねて施工できるタイプも存在します。

メンテナンス性と艶に優れた(ナノ黒)コーティングコンディショナーはコーティング剤ではなくメンテナンス剤ですが保護効果も比較的高いです。コート性能を重視したい場合はコスト高ですがプレストコート等も有効だと思います。

メンテナンス効果を必要としないならば、PG1シルバーSPC零三式11型など様々な簡易系コーティングが使用できるかと思います。降灰の心配がなく保護効果重視で施工するなら乾式ガラス繊維系のナノ黒ゼウスクリスタルガード・プロ 等もありだと思います。

有効であるか否かは火山灰に対する実験を行っていないので言い切れませんが、何もしないよりは保護効果が得られることは確実なような気がします。


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