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キレート剤としてクエン酸を使う実験


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身近な洗剤や飲料に含まれているキレート剤であるクエン酸を使った実験

■クエン酸の効果・影響を調べる実験

まずはクエン酸の効果と影響を調べるために10円玉と1円玉に20℃付近の水に飽和量までクエン酸を溶解させた、クエン酸飽和水溶液を使って実験したいと思います。

kuen-jikkenn.jpg

まず使用するクエン酸ですが、以前何かの実験のために購入したクエン酸 です。成分はクエン酸100%酸性となっています。

クエン酸は皆さん知っての通り酸味料として使われている酸っぱいやつです。ポットの洗浄にも使われます。

実験として10円玉と1円玉にクエン酸の飽和水溶液を1滴(0.2ml程度)垂らして時間経過後の様子を観察します。

それによって金属(1円玉は95%が銅、1円玉はアルミニウムですが合金比は不明)への影響を知ろうという訳です。

さてさて、約1時間が経過しましたが、変化のほどは・・・画像の通りです。10円玉に関しては水滴が乗っていた場所が明らかに分かる変色をしていると思います。

10円玉の黒ずみ(変色)は手垢などによる酸化で表層が酸化銅になっているからだそうですが、酸化銅は酸に反応し溶解する・・・から元の色に戻ったってことでしょうかね?これはキレート作用ではなく「酸」ゆえの反応でしょうね。

1円玉の方は・・・対して影響がないのか?ぱっと見ではほとんど変化は感じません。アルミには影響がないのでしょうか?

という事でマイクロスコープで表面の様子を900倍まで解析してみましたが、正直何も分かりませんでした。10円玉に関しては変色している。1円玉に関しては変化なしということだけです。見たまんまですね。

■クエン酸のキレート剤としての作用

クエン酸のキレート作用としてよく知られているのがカルシウムイオンを封鎖する効果があるということです。これがクエン酸のキレート剤たる所以です。

要は固着したカルシウムイオンをクエン酸水溶液中に捕まえることができる=カルシウムイオンが対象物から固着解除される。というのがイオンデポジットが落ちるメカニズムのようです。

という事でイオンデポジット除去に関する実験も行ってみたいと思います、実際問題すでに昔実験したことがあるのですが、効果はあります。あとの詳細は画像を交えながら結果を解説しますのでご覧ください。

続きはこちら→クエン酸によるイオンデポジット除去


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