ナノ黒ゼウス(ハイブリッドナノガラス)解説
ハイブリッドナノガラス・ゼウス(通称ナノ黒ゼウス)のレビューと評価について(現在初見版)
ナノ黒ゼウスの製品概要
名前
初代からモデルチェンジでブラックレーベルの名を冠していましたが、あまりに名前が長すぎて当サイト内では通称「ナノ黒」という名前が通っています。実は販社自身もこの略称を半ば公認した状態で、販社自身「ナノ黒」の名前で呼んでいたりします。
さらに今回はモデルチェンジを重ねてハイブリッドナノガラス・ゼウス(ブラックレーベルはとれた名前)になりましたが、前モデル「ブラックレーベル」の略称が上で書いた通りだったため、ナノ黒ゼウスが通称になりそうな予感です。
ゼウスの系統と成分
系統としてはガラス繊維ケイ素系で、ケイ素系ポリマーとフッ素系ポリマー、セルローズ繊維素、3種の変性シリコン、紫外線吸収剤となっていますので前モデルと大きな変化はありませんが、液体を見た感じから感じましたが成分の構成比がだいぶ変化したのではないかと思います。
成分表でアレ?と思ったのはIPAの表記が消えていることです。実際においで判断してみましたが、極少量入っているかどうか?という感じで、この辺は加熱実験などをすれば顕著な違いが出るかもしれません。しかしながら明らかにナノ黒の時よりもゼウスの方が少ないです。
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画像で比較してみると、ゼウスの方が明らかに「濃い」色をしていました。これが何の成分を示すものなのか分かりませんが、種類を増やした変性シリコンか?IPA減少分で全体的に成分濃度が濃くなったのか、はたまたセルロース繊維素の増量か? 色々推測はできますが、メーカーのみが知るという感じでしょうか。ここの販社さんはいわゆるOEM転売販社さんではなく、製品に直接手を加えているメーカーサイドよりな感じなので製品分析は難しいですね |
前モデルでの実験では重ね塗り実験や傷消し性能比較実験にて、限界付近でIPA成分によって限界性能が低くなっていましたのでIPA成分が極小、もしくは無い状態のゼウスはどれくらいの効果性能が期待できるか楽しみではあります。
価格
以前のモデルからやはり値上がりしていますが、カード決済が可能になったことや、IPA成分が少なく(無く)なったことによって実質的な容量がアップしていれば以前と変わらずか、お得になったと思います。
元々「お買い得」的な感覚よりプレミアム的要素が強かったので何とも言えませんが、これで性能が前より良くなっていればうれしい限りです。カード決済可能になった点は結構な利点でした。
昔はモニター価格なる設定でしたが、現在は普通にセット価格で購入してお得な状態になっています。はっきりいって単品クロスなんかは割高すぎて要らんわ!という感じですがセットなどですと投売り的についてきます。
と需要の高いコンディショナーを使う予定があれば、異様に割安感のあるゼウス・ベースセットを購入すればスポンジとクロスとコンディショナーでゼウス単品で7000円にコンディショナー2100円プラス1枚当たり約600円のクロスなので9600円のはずが8500円です。
単純にコンディショナーとゼウス単品で9000円超えるので自分の使う物を考慮して、安い組み合わせでセット購入を合わせて上手く買い物した方がいいです。
施工性
テストパネルでの施工性に関しては前モデルよりも現行ゼウスの方が良好のようです。もともとは施工性や溶剤攪拌性の向上のためにIPAが入っていたと思うのですが、施工中にIPAが揮発してすべりが悪くなるのが施工性の弱点で、これを加水によって補う施工方法を私は推奨していました。
ゼウスに関しては揮発する成分が少ないのか、編成シリコンやフッ素による施工時のすべり性アップなのか分かりませんが乾式施工時でもスポンジの引っかかりが激減しています。
テストパネルは小範囲なので、こういった引っかかりなどが分かりにくいので、実施工で車両パネルへの施工で改めて検証したいと思いますが、施工性は向上していると思います
艶・傷消し性能について
艶に関してはナノ黒の艶を引き継ぎ、コーティング剤らしからぬ高級ワックスに匹敵する艶だと思います。傷消し性能に関しては状態が酷いほどゼウスの方が施工一回当たりの傷消し性能が高いです。
ナノ黒の重ね塗り実験の時に書いてありますが、かなり荒れた状態からの~3回あたりの施工までは斑ができてしまっています。ゼウスの場合やはりIPAの揮発がないせいか、乾燥した時に斑ができずに1回目から均一に高いレベルの艶が出ます。
簡易的な実験なので乾燥時間を急速加熱で5分程度しか行わなかったのですが、ナノ黒とゼウスに顕著な差が出ました。明らかに傷を隠ぺいしたり艶を出す成分が多いです。
塗り重ねていくと最終的な艶のレベルはナノ黒=ゼウスに近い感じになると思います。要はそんなに荒れていない綺麗な車に施工する分には「艶のレベル」として大差ない感じになるでしょう。
ただし実験の数値的な部分ですと、特に重ね塗り実験や傷消し実験では前ナノ黒を上回る可能性が非常に高いです。(最終的に同等レベルとしても途中経過やムラの面で明らかな差が出ます)
すでに一部間に実験をしましたのでVS形式で公開します。(後日)
リアルタイム更新終了しました。
今は実施工ができないためテストパネルで簡単な実験を行いつつ5月13~14にかけて更新を続けます。(0時15分、施工性に関して更新。0時43分、傷消し艶に関する部分を追記しました)