カーラックの評価

カーラック(ドイツ輸入ナノテック)の効果・性能を多種の実験に置いて比較評価。

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カーラックの性能等総合評価

ポリ・アクリル系樹脂コーティング、カーラックの総合評価と得点の公開

■カーラック68の評価得点と所感

以下管理人のお気に入り度も含めた、カーラック(現在品切れ続出で供給不安定)に対する10項目の評価点数と撥水特性を挙げさせていただきます。(実験結果とはいえ独断と偏見がありますので、あくまで参考程度にお考えください)

艶(視覚的艶感の大きさ) 7.5 ワックスと同様の施工方法のポリラックですが、艶に関してもまんまワックスっぽい感じの艶でビニールを張ったようなテッカテカの艶が楽しめます。濃色車が映える艶です。

ただし荒れた塗装面ほどその効果が反映されるようで、下地処理を行ったような綺麗な塗装面に施工した場合は、実験では大きな変化が見られませんでした。ポリラックとの違いは大きく分かりません。

実験に関するリンク:艶を比較検証を参考にしてください。
耐久性 5.5 撥水で判断するなら初期状態が微妙過ぎて持続が判断できません。艶などで判断するに当たっては、ワックス程ではないですがコーティング剤よりも減退は早い感じがします。

耐候性の耐久と言う面でなら同シリーズのポリラックやエアロプレーンケアに若干劣る感じもします。

実験に関するリンク:カーラックの耐久性検証を参考にしてください
重ね塗り適応度 7.5 コート剤が重なって効果を発揮すると言うよりも劣化面をコーティング剤の力のみで綺麗にしていく能力に関しては右に出るものなしです。

カーラックに関しては研磨になってしまう成分(シリカパウダーなど?)が多いせいか、水垢などは擦れば一網打尽なので、重ねるごとに綺麗になるように感じます。

コレは重ね塗りの効果とは言いませんが、結果として繰り返し使うことで高いレベルの艶に昇華出来ると言う意味で評価します。

カーラック68重ね塗り効果比較に重ね塗りの効果測定の結果があります。
初期耐イオン
デポジット性能
6 初期は若干の撥水(弱撥水)で実耐候では性能高めです。高温時の耐候性はやはりワックスよりの特性で熱には弱い感じです。

クリーナーの効果が高い点は評価できますが、その分被膜も完全に機能しなくなるかと思います。

関連項目は耐イオンデポジット検証を参考にしてください。
応用度・汎用性 5 ボディーコーティングをボディーに使えるのですから使い勝手が悪いとは言いませんが、応用・汎用性には欠けます。白残りしてしまう点もこの汎用性を阻害している点でもあるでしょう。

施工に関して、加水して薄めたりする工夫くらいは可能です。加水や施工の工夫次第で+2くらいの評価はいけるかもしれません。

性質に関しては加水実験をご覧ください。
施工性・
施工難易度
5.5 施工方法を工夫すれば施工難易度を下げたり、労力を軽減することができますが、本来のデフォルトの施工方法はハッキリ言って前時代的で大変かつ、疲れます。拭き取りが重いですから傷に関しても心配になります。

特にカーラックはポリラックと比較しても拭き取りが重いような気がします。マイクロファイバークロスがないと話にならないレベルです。

さらに間に入り込んだり、黒樹脂・ゴムモールに残ってしまう煩わしさは従来のワックスと同じです。救いは硬化系コーティングのような失敗リスクはないと言うことでしょう。
傷消し性能 7 実験結果から分かるかと思いますが、実はガラス繊維系のTOPクラスと比較すると、一度塗りでの傷消し効果は特筆するほど高くないです。

しかしながら、その性質から重ね塗りや機械施工を行うことによって、かなりの高隠ぺいを行うことも可能です。(デポジットを落としたり傷を埋める効果が高まるため)

傷消し性能比較で特定条件下での傷消し性能比較を行いました。
コスト
パフォーマンス
9 私が知る限りポリラックと違ってカーラックは輸入品オンリーだったような気がしますが定かではありません。ポリラックとの性能が大差無いにも関わらず半額くらいの価格で購入できます。(送料は微妙)

ただ2008年現在、個人輸入だからか?供給安定しないのか販売しているショップ自体が希薄で手に入りにくいです。
メーカー対応
アフターメンテ用品
4 性質はほとんどポリラックと同様なので、ポリラックの正規代理店情報を参考にすればOKかと思います。ただサポートは無いと考えた方がいいです(何せ輸入物で代行販売しているに過ぎませんから)

アフターの製品もこれと言ってないですから、個人的に工夫したり、メンテナンスを考えなければいけませんから上級者向きと言えばそうなるでしょう。
管理人の
お気に入り度
8 ただ施工が面倒で、白残りが大嫌いなので、処理に以外と時間がかかり大変です。無難ですが、あえて常用施工する気にならないと言うのはポリラックと同様です。

しかしながら、荒れた塗装面を修復する性能などは非常に優れており、他に該当するようなコーティングが見受けられないのも事実。価格から考えても納得できるので、ポリッシュを省きたい施工時に重宝します。面倒ですが意外とお気に入りです。
撥水特性 弱撥水
~弱親水
若干低撥水状態になりますが、流れが良い感じではないので水分滞留によるイオンデポジットに十分注意しましょう。

撥水しないのに疎水もしないと言う、若干歯切れの悪い感じの特性ではあります。
特別評価 汚れ落とし
傷消し・復元
効果

+2.5
ポリラックの微研磨性の性質は被膜を入れ替えつつ、再度被膜をコーティングすると言う感じで、下地が悪ければ徐々にその部分をクリーニングしていく性質があります。

要は傷んだ塗装ほどポリラックが真価を発揮します。逆にきれいな車に施工しても際立った感じは少なく、「綺麗にワックスをかけた」と言うくらいです。(これでも十分ですが)

研磨性がありますので他のコーティングと比較した時の加点とするか迷いましたが、塗り重ね復元効果に関する実験が優秀だったので7.5+当項目で+2.5の10になるように評価しました。
総合得点 67.5 コーティング剤としての性能評価だけ抜き出せば非常に優秀でコストパフォーマンスも良好かと思います。研磨性を兼ねたクリーニング効果を有しているようで便利ではありますが反面では完全な「コーティング剤」ではありません。

ただ被膜は短期で入れ替えた方が良い、と言う私の独自の観点から言えば理にかなっているような気がします。もう少し耐久性と施工性を向上させられればいいと思います。

以上はあくまでも総合評価の得点ですので、=コーティング剤が高性能という特典ではありません。性能だけを抜き出したい場合は、気になる項目の評価だけを参考程度に考えていただければと思います。

以上コーティング剤比較実験によって得られたカーラック68の総合評価でした。

■コーティング剤の総合評価に関して

自動車コーティング比較実験の各種比較実験の手法説明に挙げられている実験項目の結果と管理人自体のお気に入り度をプラスした総合評価を得点化したものです。1つが高性能なだけでは総合的に高い点数にはなりません。

DIY施工のコーティング剤に求められるものはPRO用とは異なります。「性能が良ければ全て良し」とはしないということです。

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