Diaglanz SG1の評価

カーシャインから発売のシラン系硬化被膜ガラスコーティング剤SG1の実験結果と評価

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ディアグランツSG1の性能等総合評価

ディアグランツSG1の性能等総合評価と得点の公開です。

■ガラス硬化系コーティングSG1の評価得点と所感

以下管理人のお気に入り度も含めた、Diaglanz SG1に対する10項目の評価点数と撥水特性を挙げさせていただきます。(実験結果とはいえ独断と偏見による評価なので、あくまで参考程度にお考えください)

艶(視覚的艶感の大きさ) 6
この系統の硬化塊を見たことがあるなら分かるかと思いますが、非常に透明度が高いです。しかも非常に薄膜なので艶の出方はワックスやガラス繊維ケイ素系コーティングのいずれとも異なります。

艶よりもシャープな輝きを特徴とし、下地の光沢にかなり依存しますので、ある意味傷隠し的なごまかしコーティングではないです。好みが分かれるところでしょう。

実験に関するリンク:SG1の艶に関する検証実験を参考にしてください。
耐久性 9 実験においては光沢の減退が確認できましたが、実際には光沢減退にかかわらず被膜がボディーに留まる期間は果てしなく長いです。

何を持って耐久とするかは難しいですが、被膜が塗装面に残存するという意味では硬化系に勝る耐久性を発揮する製品はないでしょう。

実験に関するリンク:耐久性検証を参考にしてください
重ね塗り適応度 5 実際問題硬化系のコーティングが一番「重ね塗り」の理にかなっているように感じますが、その効果を視覚的に確認するのは困難です。

硬化を完了してからの塗り重ねでは比較的変化が確認しやすいようなので、

重ね塗り効果比較に重ね塗りの効果測定の結果があります。
初期耐イオン
デポジット性能
3 初期撥水が比較的強く、イオンデポジットが円状に残り易い傾向があります。しかも通常の水洗いでは落ちにくいと言う結果がありました。

しかしながらデポジットクリーナーを使用した場合の除去率は非常によかったため犠牲膜的役割は果たしているのだな~と思いました。

関連項目は耐イオンデポジット検証を参考にしてください。クリーナーの有効性を考慮した点数です。
応用度・汎用性 5 溶剤を使用しておらず、艶だし効果にも優れる製品なので、内装の樹脂部分などに使用してもいいと思います。(ガラス不可・染み込むもの不可)

ブリスなどに比べて汎用にした時の艶出し効果は劣る印象です。性質に関しては過熱実験加水硬化実験を参考にしてください。
施工性・
施工難易度
7.0 推奨は半湿式・湿式施工ですが、加湿しながらの乾式施工でも施工可能で斑にもなりにくいです。効果持続型ではないので湿式で施工回数を稼ぐ方がいいかもしれません。

施工性は良好で、水分がれば非常に伸びも良く、拭き取り時に斑にもなりにくいです。ガラス系(繊維系)の中では屈指の施工性の良さです。ストレスがないのでお奨めです。
傷消し性能 6.0 被膜感には欠けますが施工の簡易性から考えると十分な効果です。傷消し効果の体感を期待すると少々がっかりかもしれませんが、重ね塗りが有効なので、複数回施工でカバーしましょう。

傷消し効果比較実験で特定条件下での傷消し性能比較を行いました。
コスト
パフォーマンス
6.0 30mlで2100円なので100ml換算で約7000円。結構高額です。伸びがあるコート剤ですが完全に乾いた状態で施工するので小型車で30mlでは2回分ギリギリでしょう。

耐久性だけを求めるならコストパフォーマンスも抜群と言いきれますが、コート剤の性能と言うのはそれだけではないですから、難しいですね。
メーカー対応
アフターメンテ用品
9.5 サポート、対応、製品のラインナップなど申し分ないと思います。現在サポート掲示板はお休み中ですが過去ログで十分な情報がそろっています。

-0.5は掲示板を休んでいる点で若干引きましたが、アフターに関しての評価はココを基準にしています。
管理人の
お気に入り度
5 メーカーは気に入っていますが製品は気に入っていません。屋外で保管する濃色車を所有する私には厳しいコーティング剤です。

イオンデポジットに対応したメンテナンス製品が販売されているので若干プラスしましたが、使いにくい製品です。
撥水特性 弱撥水

弱親水
多層被膜のようで最初の撥水は有りますが疎水→弱親水と変化していきます。

親水化した状態でもコーティングが落ちたという感覚がせず、存在感のある艶が持続しているので効いているな~と感じます。
汚れ落とし
帯電防止性
+1 IPAによって油分除去効果は若干見込めますが、硬化系コーティングを施工するにあたっては完全な下地処理が望ましいです。よって付加効果としては無効。

施工後の帯電防止性はなかなかですが、耐イオンデポジットで大きく点数が引かれていますので痛み分け。
総合得点 62.5 艶のインパクトが薄い、耐イオンデポジットに欠ける、硬化系故に汎用性が劣るなどの理由から得点的には伸びませんが、以下のような条件のいずれかに当てはまれば良い製品です。

屋内保管(雨の日は乗らない車とか)、酸性のメンテ剤を使うスキルがある、手間を惜しまずベースコートとして考える、淡色カラーの車である。などなど。

以上はあくまでも総合評価の得点ですので、=コーティング剤が高性能という得点ではありません。性能だけを抜き出したい場合は、気になる項目の評価だけを参考程度に考えていただければと思います。

以上コーティング剤比較実験によって得られたDiaglanz SG1の総合評価でした。

■コーティング剤の総合評価に関して

自動車コーティング比較実験の各種比較実験の手法説明に挙げられている実験項目の結果と管理人自体のお気に入り度をプラスした総合評価を得点化したものです。1つが高性能なだけでは総合的に高い点数にはなりません。

DIY施工のコーティング剤に求められるものはPRO用とは異なります。「性能が良ければ全て良し」とはしないということです。

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