Diaglanz SP1の評価

シラン系硬化被膜ガラスコーティング剤Diaglanz SP1の実験結果と評価

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SP1の性能等総合評価と得点

ディアグランツSP1の性能等総合評価と得点の公開

■ガラス硬化系コーティングSP1の評価得点と所感

以下管理人のお気に入り度も含めた、Diaglanz SP1(カーシャイン)に対する10項目の評価点数と撥水特性を挙げさせていただきます。(実験結果とはいえ独断と偏見による評価なので、あくまで参考程度にお考えください)

艶(視覚的艶感の大きさ) 7.0
主張の少ない艶ではありますが完全に硬化系であるSG1よりも艶感には優れているようで、小傷隠ぺい性能も若干ですが発揮するので、艶に不満というレベルのコート剤ではないです。

実験に関するリンク:艶検証実験を参考にしてください。
耐久性 8.0 実験においては謎の光沢減退が見られましたので、荒れた塗装面では意外と定着性に問題が生じているのかもしれません。

実施工での耐久性はかなり高いようで、ガラス繊維系よりも状態維持が長いです。と言ってもバチバチ撥水するようなコートではないので状態維持を判断するのも難しいのですが。。。

実験に関するリンク:SP1耐久性比較検証を参考にしてください
重ね塗り適応度 4 一発での光沢復元能力は非常に高かったのですが、溶剤が邪魔してか?重ねての定着が不可能なのか?

全く重ね塗りによる光沢上昇を感じられなかった不思議なコーティング剤です。重ね塗り効果に関しては疑問がある製品です。

重ね塗り効果比較に重ね塗りの効果測定の結果があります。
初期耐イオン
デポジット性能
4.5 G-hardや同社SG1のように完全な硬化系コーティング程ではないにしてもシラン系硬化型特有の水洗いでは除去困難なイオンデポジットは残り易いです。

関連項目は耐イオンデポジット検証を参考にしてください。クリーナーの有効性を考慮した点数です。
応用度・汎用性 5.5 溶剤分(IPA)が非常に多いような気がしますので、あまりむやみやたらに樹脂パーツに使いたくないですが、未塗装黒樹脂部分などは良い艶が出ますし、長持ちするみたいです。

硬化系の気がありますのである程度のリスク(落ちにくいなど)は有るかもしれませんので、使用するなら他の製品が良いのでは?と思います。性質に関しては過熱実験加水硬化実験を参考にしてください。
施工性・
施工難易度
8.0 推奨は半湿式・湿式施工ですが、加湿しながらの乾式施工でも施工可能です。斑にもなりにくいですし特に欠点はないと思います。

施工性は良好で、水分がれば非常に伸びも良く、拭き取り時に斑にもなりにくいです。ガラス系(繊維系)の中では屈指の施工性の良さです。ストレスがないのでお奨めです。
傷消し性能 6.5 SG1が完全な透過性の被膜であるのに対して、SP1は若干白っぽい?表面反射?なのか傷消し性能に関してはワックス程ではないにしてもコーティングの中ではソコソコだと思います。

SP-1の傷消し性能比較で特定条件下での傷消し性能比較を行いました。
コスト
パフォーマンス
6.0 50mlで2100円なので100ml換算で4200円。結構高額です。溶剤分が多いので意外と多く使ってしまいます。

硬化系と考えれば安価ですが、繊維系と比較すると高額。肝心の製品の系統はハイブリッドなので比較しにくいです。

多頻度メンテコートに使用するには少しきついコストかもしれません。
メーカー対応
アフターメンテ用品
9.5 サポート、対応、製品のラインナップなど申し分ないと思います。現在サポート掲示板はお休み中ですが過去ログで十分な情報がそろっています。

-0.5は掲示板を休んでいる点で若干引きましたが、アフターに関しての評価はココを基準にしています。
管理人の
お気に入り度
6.5 施工リスクが純粋な硬化系程ではなく、施工性も良いですし意外と良いなーとは思いますし、SG1よりも好きです。

ただ・・・インパクトに欠けると言うか他の製品に打ち勝つ特筆すべき部分が少ないのも事実。
撥水特性 弱撥水

弱親水
撥水と表現したほうがいいのか、疎水と表現したほうがいいのか分りませんが、SG1よりも水捌けは良好な印象です

ただ撥水性や疎水の強さを売りにするような印象でもありません。
汚れ落とし
帯電防止性
+2 IPAが多いようで並のピッチタール類、グリス系の油分汚れは除去出来てしまいますが、これを良しとするか・・・。一応硬化系も入っていますので下地処理は溶剤に任せず、別途作業は慎重に実施してください。

施工後の帯電防止性はなかなかですが、耐イオンデポジットで大きく点数が引かれていますので痛み分け。
総合得点 67.5 耐イオンデポジット性能が優秀なら、中途半端な部分があるにしても、かなり使い勝手が良い製品になっていたに違いありません。

アルコキシランによって硬化被膜属性をもったコーティング剤の宿命としてイオンデポジットが落ちにくいという点がやはりdiy用としては致命的なような気がします。

同社のパーフェクトリムーバーRE20でデポジットのほとんどがパーフェクトに落ちてしまうので、フォローがなってない硬化系コーティングではありません。この点は◎。

以上はあくまでも総合評価の得点ですので、=コーティング剤が高性能という得点ではありません。性能だけを抜き出したい場合は、気になる項目の評価だけを参考程度に考えていただければと思います。

以上コーティング剤比較実験によって得られたDiaglanz SP1(カーシャイン)の総合評価でした。

■コーティング剤の総合評価に関して

自動車コーティング比較実験の各種比較実験の手法説明に挙げられている実験項目の結果と管理人自体のお気に入り度をプラスした総合評価を得点化したものです。1つが高性能なだけでは総合的に高い点数にはなりません。

DIY施工のコーティング剤に求められるものはPRO用とは異なります。「性能が良ければ全て良し」とはしないということです。

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