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足回り・下回り洗浄

特殊な部分の洗車に当たる足回りや下回りの洗車方法や手順、錆止めなどについても解説。

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洗車の水とブレーキ装置

洗車によるブレーキ(ディスクローター、ブレーキドラム)装置への影響について。

■洗車によるブレーキへの影響


お客さんからの問い合わせで意外と多いのが洗車時にブレーキ周り(特にローター)に水をかけても大丈夫?という質問です。皆さんは気になっているけどナカナカ聞く機会も無いので分からずじまいになってはいませんか?

1,洗車の水:ディスクブレーキへの影響

基本的にブレーキ装置は外部にむき出しになっており、特にディスクブレーキでは直接制動力を発生させる摩擦面(ローター)に水がかかってしまいます。全く問題がないかと言えば嘘になりますが基本的にそれくらいではブレーキ装置に大きな影響を与えることはありません。

正しくは水がかかっても常用域で影響を与えるような作りになっていません。かなり水浸しになってしまったり、冠水路を走ってしまった後に若干ブレーキの効きが悪くなることがありますが、数回のブレーキングで水分を飛ばすことができます。

ただし洗浄を目的にブレーキ装置へ高圧洗浄機などで水圧をかけた放水を行うことは厳禁です。ダストブーツの隙間などの水分が抜けにくい部分に浸入したりすれば錆を発生させる可能性があります。特に古い車は注意が必要です

2,洗車の水:ドラムブレーキへの影響

水分の浸入によって比較的大きな影響が出るのはドラムブレーキのタイプです。しかしながらドラムブレーキは密閉こそはされていないもののドラムによって水分などが入りにくいので洗車によって水分が大量に入り込むことはまずありません。

水分が大量に浸入してしまうようなシチュエーションとしては冠水路の走行くらいのものでしょう。ただし一回水分が浸入するとナカナカ完全に抜けてくれません。

ブレーキの熱によって蒸発しますが蒸発した水分がドラム内で結露するといったループを繰り返しながらゆっくりと抜けていきますので抜けにくくなっています。

この影響でブレーキの効きが悪くなったり、さびの発生によってブレーキ鳴きが発生したりすることもありますがよっぽどでなければ特別な措置は必要ないでしょう。

3,ドラムブレーキの張り付き固着について

洗車が趣味で自宅構内で洗車とガレージへの移動を繰り返していて、車には滅多に乗らないような場合ではドラムブレーキ内に錆が発生してドラムとライニング(摩擦材)が張り付いてしまいタイヤがロックして走れなくなるという現象が稀に発生します。

このような状態をブレーキの張り付きと言います。洗車後はできれば走行してある程度ブレーキ周りの水分を熱で飛ばしておけば錆の発生を抑制することができますので注意しておきたいところです。長期放置車両などでも発生します。

■カーシャンプー、コーティングとブレーキ


洗車時にカーシャンプーやコーティング材がブレーキ装置にかかってしまった場合も特別気ににすることはありませんが、油分を含むタイヤコートやワックスなどの付着には十分気をつけたいポイントです。

油分には潤滑効果がありますので摩擦によって制動力を発生させているブレーキ装置には致命的です。全く効かなくなることはありませんがブレーキクリーナーなどで脱脂洗浄することが必要になります。

■洗車とブレーキのまとめ


長々と書いてしまいましたが結果としてディスクブレーキは洗浄を目的とした高圧放水を行わなければカーシャンプーや水がかかっても問題ありません。

ただし油分を含むワックス類が付着した場合はブレーキクリーナーなどで脱脂洗浄しないとブレーキの効きが極端に低下する可能性があります。油分を含むコーティング剤も同様です。

ドラムブレーキに関しては特に気にすることなく洗車を行っていいということになります。ただし洗車後には走行してブレーキングで水分を飛ばしておくことをオススメします。

というようなまとめになりますので参考にしてみてください。

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